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大学生の内定率45.7%、現行の採用スケジュールで初の前年同月比マイナス

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2020/05/14 09:00

 リクルートキャリアの調査によると、2021年卒大学生の就職内定率は45.7%で、2020年卒と比べて-5.7ポイントとなった。現行の採用スケジュールとなった17年卒以降で、内定率が前年同月を下回ったのははじめて。

 リクルートキャリアの研究機関・就職みらい研究所は、就職みらい研究所学生調査モニターの大学生・大学院生を対象に、「就職プロセス調査(2021年卒)」を実施し、2020年5月1日時点の内定状況を5月13日に発表した。

 5月1日時点の大学生(大学院生除く)の就職内定率は45.7%で、2020年卒と比べて-5.7ポイント低くなった。現行の採用スケジュールとなった2017年卒以降で、内定率が前年同月を下回ったのははじめて。

 学生が4月中に行った活動の実施率を見ると、「面接など対面での選考を受けた」が35.2%で前年と比べて-34.9ポイントと大きく減少している一方で、「Web上での面接を受けた」が56.9%となり、+49.3ポイントと大きく増加。緊急事態宣言の影響から主な面接の場が対面からオンラインとなっている様子がうかがえる。

 また、「エントリーシートなどの書類を提出した」や「適性検査や筆記試験を受けた」は前年同月と比べ微減となり、新型コロナウイルス感染症の影響により企業の採用活動が制限されることで、選考の進捗が鈍くなっている様子が見受けられる。

 参考データとして公開された、5月1日時点の内定取得先企業の業種を見ると、「情報通信業」が25.8%と最も高くなっているが、2020年卒と比べると-4.8ポイントの減少。一方、「建設業」「小売業」「医療・福祉」などでは2021年卒のほうが上回っている。

 こちらも参考データだが、5月1日時点の内定取得先企業の従業員規模を見ると、「1000人~4999人」が43.7%で最多となり、2020年卒を7.4ポイント上回ったほか、「5000人以上」が27.8%でこちらも2020年卒を6.3ポイント上回っている。

 リクルートキャリアによると、企業の人事担当者からは、オンラインのみの選考で内定まで出すことが難しいという声もあり、思うように内定出しができない現状がありそうだ。学生からは「企業の今後の選考予定が分からず不安」という声が聞かれ、企業は現時点で止まっている採用選考がいつ再開するのかなど、今後の具体的な予定をタイムリーに情報提供することが望ましいと指摘している。

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