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外出自粛で動画サービスの利用率が上昇、20・30代でコネクテッドTVでの視聴がPCを上回る

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2020/05/16 13:00

 新型コロナで外出自粛が求められる中、「動画配信」の利用が増加。視聴デバイスが多様化しており、「スマートフォン」はもちろん「コネクテッドテレビ」の増加も見られた。

 株式会社ICT総研は4月17日から21日にかけて、外出自粛要請後の巣ごもりITサービス利用動向調査を実施し、その結果を4月28日に発表した。有効回答者数は3,988名。

 新型コロナの影響で自宅にいる時間が増える中、自宅でどのジャンルのITサービスを利用する機会が増えたかを聞いたところ、利用率が最も高かったのは「動画配信サービス」の34.0%で、「ECサイト」21.4%、「Web会議」14.2%、「電子書籍・電子雑誌・電子コミック」13.5%、「音楽配信サービス」13.2%、「遠隔教育・オンライン授業」8.1%などが続いた。「ITサービスの利用は増えていない」は44.1%。

 新型コロナの感染拡大以降、自宅での利用が最も増加したITサービスについて、具体的なサービス名を聞くと、ECサイトでは「Amazon」が24.2%でトップとなり、「楽天市場」が21.6%で続いた。また、Web会議は「Zoom」が11.0%でトップとなり、「Skype」が7.7%で続いた。遠隔授業・オンライン授業はベネッセの「チャレンジタッチ」が2.0%でトップ、料理宅配は「出前館」が3.2%でトップとなった。

 一方、株式会社AJAは、自宅にインターネット回線のある全国の15歳から69歳の男女2万6,067名を対象に「動画配信サービスの利用状況に関するアンケート調査」を実施し、その結果を4月28日に発表した。調査期間は4月22日から23日。

 動画配信サービスの利用率は84%で、12月調査(調査対象15歳から69歳の男女2万2,706名、調査期間2019年12月9日から11日)時から6%上昇した。利用率はすべての世代で上昇しており、利用率が最も高かったのは10代の95%で同2%上昇、最も低い60代でも73%で同9%上昇した。

 視聴デバイス別の動画配信サービス利用率では「スマホ」が67%で12月調査から9%上昇した。そのほか「パソコン」が50%で同5%上昇、「コネクテッドテレビ」が36%で同7%上昇、「タブレット」が29%で同4%上昇した。

 年代別では、10代から50代まではスマホの利用率が最も高くなる一方、60代ではパソコンが54%で、スマホの42%を上回って最も高くなった。また、若年層中心にコネクテッドテレビの利用率が上昇しており、特に20代の利用率は50%(パソコン49%)、30代の利用率は47%(同45%)となり、パソコンの利用率をそれぞれ上回った。

 動画配信サービスは新型コロナの影響で自宅にいる時間が増える中、視聴デバイスの多様化を追い風にして、利用者を増やしているようだ。

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