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コロナで足踏みの就職戦線、理系で動き出した「内定取得」

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2020/05/22 14:00

 リクルートキャリアの就職みらい研究所は、学生調査モニターの大学生・大学院生を対象に「就職プロセス調査」を実施し、その結果を5月21日に発表した。

 5月15日時点の大学生(大学院生除く) の就職内定率は49.2%で、5月1日時点と比べると3.5ポイントと少し高くなっている。新型コロナウイルス感染症による緊急事態宣言の影響から引き続き企業の対面での選考が制限され、選考が進んでいない様子がうかがえるが、文理別に5月1日時点と比べると、文系は41.4%(+1.7ポイント)なのに対し理系は67.1%(+7.7ポイント)と、理系で内定取得が動き出している様子が見られる。

 5月1日から5月15日時点までの各活動の実施率を見ると、文系は「エントリーシートなどの書類を提出した」が50.2%で最も高い一方で、理系は「Web上での面接を受けた」が38.1%で最も高い結果となっており、理系のほうが一歩先の段階へと進んでいるようだ。

 リクルートキャリアは、ゴールデンウィーク明け頃から、最終面接までWeb選考で行うことを決めた企業が増え始め、選考が進んでいた理系学生への内定出しが行われたと分析している。

 緊急事態宣言が解除になった地域も多く、企業は採用活動を再開する案内を始めており、6月1日時点以降の数値には注意が必要となりそうだ。

【調査概要】
◎2021年卒:2020年5月15日時点、2020年5月1日時点
調査対象:2021年卒業予定の大学生および大学院生に対して、『リクナビ2021』にて調査モニターを募集し、モニターに登録した学生4,199人(内訳:大学生3,326人/大学院生873人)
調査期間:2020年5月15日~5月18日、集計対象:大学生 1,004人/大学院生 364人
調査期間:2020年5月1日~5月7日、集計対象:大学生 1,080人/大学院生 413人

◎2020年卒:2019年5月1日時点、2018年5月1日時点
調査対象:2020年卒業予定の大学生および大学院生に対して、『リクナビ2020』にて調査モニターを募集し、モニターに登録した学生6,397人(内訳:大学生5,269人/大学院生1,128人)、
調査期間:2019年5月1日~5月8日、集計対象:大学生 1,676人/大学院生 548人
調査期間:2018年5月1日~5月10日、集計対象:大学生 1,076人/大学院生 487人

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