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アジア各国で「安全なら訪日旅行したい」、早い時期の訪日を希望したのは「香港」と「中国」

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2020/05/30 13:00

 4月の外国人旅行者数が1964年以降で過去最少となる中、新型コロナが終息し、安全が確認されれば訪日旅行をしたいと考える外国人は多かった。

 日本政府観光局が5月20日に発表した「訪日外客数 2020年4月推計値」によると、4月に日本を訪れた外国人旅行者の数は前年同月比99.9%減の2,900人で、統計を取り始めた1964年以降で過去最少となった。前年を下回るのは7カ月連続。

 今年に入ってからの推移は、1月が前年同月比1.1%減の266万1,022人、2月が同58.3%減の108万5,147人、3月が同93.0%減の19万3,700人。新型コロナウイルス感染症拡大が懸念される中、日本における検疫が強化されたことで減少ペースが加速した。

 そのような中、株式会社Fun Japan Communicationsは、台湾・香港・タイ・マレーシア・インドネシア・ベトナム・インド・韓国・中国のアジア9カ国に対して、新型コロナウイルスによる訪日旅行への影響について調査を実施し、その結果を5月8日に発表した。調査対象は10代から60代の男女2,425名、調査期間は4月10日から27日。

 訪日旅行が安全であると判断できたら日本に行きたいかを聞くと、「はい」と答えた人の割合はインドが100%、タイが99%、香港・マレーシア・インドネシアが98%、台湾が96%、ベトナムが89%で、いずれも約9割以上となった。中国は66%、韓国は38%で、韓国は慎重な意見が多数を占めた。

 また、新型コロナウイルスの影響がなくなったと判断する情報源を複数回答で聞くと、韓国は「WHO(世界保健機関)」が「日本情報発信サイト」「知人・友人・家族の意見」を上回った。中国は「知人・友人・家族の意見」が最も多く、「WHO(世界保健機関)」「日本情報発信サイト」が続いている。それ以外の国々はいずれも「日本情報発信サイト」か「WHO(世界保健機関)」のいずれかを最も情報源として重視する傾向がみられた。

 安全と判断してからどのくらいで日本に行きたいか聞くと、各国・地域によって差が生じた。早い時期から訪日を希望したのは香港と中国で、香港は安全であると判断してから「1カ月以内」が8%で「1~3カ月以内」が33%を占めた。中国は「1カ月以内」が5%で「1~3カ月以内」が27%を占めた。

 慎重だったのはインドネシア・ベトナム・マレーシア・インドで、「1年以上先」と回答した人の割合がインドネシアで31%、ベトナムで23%、マレーシアとインドで21%となり2割を上回った。また、全体では「期間ではなく季節に合わせて訪日したい」と回答した人の割合が高く、台湾(25%)、タイ(33%)、マレーシア(38%)、ベトナム(32%)、インド(34%)では、各国において最多の回答となった。

 国境をまたいだ旅行者の移動が大きく制限される中、新型コロナウイルスの感染が下火になって安全が確認されれば、訪日旅行を楽しみたいと考えている人はアジア各国で多いようだ。

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