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就職内定率56.9%で前年同月比13.4ポイント減も、苦戦の文系に動き

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2020/06/05 12:30

 リクルートキャリアの就職みらい研究所は、同社の学生調査モニターの大学生・大学院生を対象に「就職プロセス調査」を実施した。

 6月1日時点の大学生(大学院生除く)の就職内定率は56.9%で、前年同月比で13.4ポイント減。学生が5月中に行った活動の実施率を見ると、「面接など対面での選考を受けた」が21.4%(同50.1ポイント減)、「Web上での面接を受けた」が52.5%(同47.8ポイント増)となり、Web面接は進んでいるものの対面での選考が実施できていない様子がうかがえる。

 同社が参考データとして紹介している数値を見ると、内定取得先企業の従業員規模では300人未満企業の内定取得が前年と比べて低くなっている。文理別では、文系が48.8%(19.0ポイント減)、理系が74.9%(1.2ポイント減)となり、5月15日時点に続いて、理系学生の内定取得が進んでいる。

 しかし、文系の5月1日時点と5月15日時点の内定率を比較すると1.7ポイント増だったものが、5月15日時点と6月1日時点では7.4ポイント増となり、文系学生も動き出していると言える。

 内定率が2か月連続で前年同月と比べ低くなっているものの、現行の採用スケジュールとなり、大卒求人倍率が1.74(リクルートワークス研究所大卒求人倍率調査)であった17年卒の同時期の内定率51.3%と比べると、依然内定率は高い状態にある。

 採用選考のスケジュールを後ろ倒しにしている企業は6月以降に内定出しをすると見られ、リクルートキャリアは、引き続き7月以降の動きに注意が必要だとしている。

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