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個人投資家の8割が、株価の回復基調が比較的短期間で終わると予測

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2020/06/15 08:00

 マネックス証券が実施したユーザー調査で、個人投資家が現在の株式市場をどのように見ているか、また、今後についてどのように予測しているかが明らかになった。

個人投資家は、株価の回復基調は比較的短期間で終わると予測

 マネックス証券は、2020年5月27日から6月1日までインターネットを通じて、マネックス証券に口座を持つ人にアンケート調査(回答数1,194件)を実施した。今回は定例調査である個人投資家の相場観に加え、新型コロナウイルス影響下の投資行動についても調査している。

 コロナウイルスの感染拡大に伴い、世界的に株価が下落している中での投資行動については、「特に行動しておらず様子見している」と回答した投資家の割合が46.0%と最も高くなっている。これに「株式や投資信託などのリスク資産を買い増した」が37.2%が続いており、「株式や投資信託などのリスク資産を売却し現金比率を高めた」投資家は16.8%にとどまっている。

 足元の株価上昇の持続期間の予想について尋ねたところ、「6月中など比較的短期間になると思う」との回答が48.2%と半分近くに達した。続いて多かったのは「7-9月まで回復は続くと思う」で、2つ合わせて8割超を占め、株価の回復基調が比較的短期間で終わると考えている投資家が多いことがわかった。

 日経平均の戻り予想レンジについては、サーベイ実施期間中の日経平均高値は2020年5月27日の21,475円から2020年6月1日22,161円という水準で回答を得ている。日経平均がどの程度まで値を戻すと思うかについて、最も多かったのは「22,000円程度」の44.0%。続いて多かったのが「23,000円程度」と日経平均の反発はある程度限定的になると考えている様子がうかがえる。

 また、今後の注目投資テーマについては「テレワーク」へ注目している人が最も多く、「5G」や「ワクチン開発」への注目も高まっている。アフターコロナの環境下で今後注目している銘柄については、アンジェス(4563)や富士フイルムホールディングス(4901)、武田薬品工業(4502)など医薬品関連銘柄のランクインが目立っている。また、メドレー(4480)もクラウド診療支援システムを展開しているヘルスケア関連企業である。

個人投資家の相場観

 今後3カ月程度の日本、米国、中国の株式市場に対する個人投資家の見通しは、3つのDI(※)とも前回調査(2020年2-3月実施)から上昇。中でも日本株DIは前回から41ポイントの大幅上昇となった。

 また、今後3カ月程度の米ドル/円相場の見通しについて、「円安になると思う」と回答した個人投資家の割合は前回調査の35%から26%に減少。「変わらないと思う」と回答した割合は12%から43%と大きく増加している。一方で「円高になると思う」と回答した割合は53%から31%に大きく減少した。

※ DI:相場が「上昇すると思う」と回答した割合(%)から「下落すると思う」と回答した割合(%)を引いたポイント。DIがプラスとは、「上昇すると思う」と回答した割合が高く、DIがマイナスとは、下落すると思うと回答した割合が高いことを示す。

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