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5月の小売売上はスーパーがひとり勝ち、百貨店は65.6%減と苦戦

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2020/07/04 11:00

 5月の小売売上はスーパーマーケットが堅調に推移する一方、百貨店は65.6%減になるなど苦戦したようだ。

 一般社団法人 日本スーパーマーケット協会が6月22日に発表した「2020年5月 スーパーマーケット販売統計調査」によると、食品を中心に取り扱うスーパーマーケット270社の5月の売上高(速報)は、全店ベースで前年同月比11.3%増の1兆9億7,962万円で、既存店ベースでも同9.8%と堅調に推移した。

 地域別では、「関東」は全店が同13.3%増で既存店が同12.4%増、「中部」は全店が同14.1%増で既存店が同11.1%増となるなど、全エリアで前年を上回った。新型コロナの影響で外出自粛や在宅勤務が続く中、家庭内での食品需要が堅調に推移して売上が増加したようだ。

 一方、日本百貨店協会が6月23日に発表した「5月の全国百貨店売上高概況」によると、5月の全国百貨店(73社・203店)の売上高総額は、前年同月比65.6%減の1,515億4,248万円に落ち込んだ。

 地区別では、主要10都市(札幌・仙台・東京・横浜・名古屋・京都・大阪・神戸・広島・福岡)が同69.0%減と大きく落ち込んだ。中でも札幌は同83.4%減で落ち込みが目立った。

 10都市以外の地区では、「関東」が同63.8%減、「四国」が同60.7%減、「中部」が同60.3%減となるなど、新型コロナ拡大で緊急事態宣言が発令される中、多くの店舗が営業自粛を余儀なくされ、売上は大きく落ち込んだようだ。

 また、日本フランチャイズチェーン協会が6月22日に発表した「5月のコンビニエンスストア売上高」によると、5月の店舗売上高は、全店ベースが前年同月比9.7%減の8,497億600万円、既存店ベースが同10.0%減の8,095億7,800万円でともに落ち込んだ。平均客単価が全店ベースで同12.7%増、既存店ベースで同12.4%増と上昇したものの、来店客数が全店ベースで同19.8%減、既存店ベースで同19.9%減と落ち込んだのが影響した。店舗数は同0.4%増の5万5,769店だった。

 新型コロナが経済に大きな影響を及ぼす中、小売業態では主に食品を取り扱うスーパーマーケットのひとり勝ちとなっているようだ。

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