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夏のボーナス予想、「もらえないと思う」が前年比で倍増

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2020/07/04 12:00

 宿泊・飲食業を中心に、夏のボーナスをもらえないと予想する人が増えており、もらったボーナスも堅実に使おうと考える人が多いようだ。

 経団連が6月17日に発表した、大手企業の2020年夏の賞与・ボーナスの第1回集計結果によると、回答した86社の平均妥結額は92万5,947円。前年の夏と比べて6.0%減少した。

 86社のうち製造業79社の平均妥結額は同5.14%減の90万960円、非製造業7社の平均妥結額は同9.88%減の107万9,915円だった。業種別では鉄鋼(8社)が同25.01%減の56万9,679円で大きく落ち込んだ一方、紙・パルプ(6社)が同7.57%増の70万177円でプラスとなった。第1回の集計結果は新型コロナ感染症の影響を十分に反映していないため、妥結結果は厳しいものになりそうだ。

 一方、株式会社エイチームは、同社が運営する引っ越し見積もり比較サイトの利用者2,487名を対象に「ボーナス」に関するアンケートを実施し、その結果を6月22日に発表した。調査期間は4月から5月。

 ボーナスの予想で最も多かったのが「給料約2カ月分」の32%となる一方、次に多かったのが「もらえないと思う」の20%だった。以下、「給料約1カ月分」の17%、「給料約1カ月分未満」と「給料約3カ月分」の11%などが続いた。前年の調査結果(N=2,889名・時期同じ)でも「給料約2カ月分」が39%で最も多かったが、「もらえないと思う」は10%にとどまっていた。ボーナスはもらえないと思う人が今年は倍増している。

 2019年にボーナスがあったものの、「2020年にはボーナスがもらえなさそう」と回答した人の割合を業種別で見ると、「宿泊・飲食業」が63%で最も多く、以下、「娯楽・サービス業」24%、「運輸・通信業」22%、「製造業」21%、「学術研究等」20%が続いた。

 他方、「2020年にはボーナスがもらえなさそう」と回答した人の割合が最も低かったのは「公務員」の4%で、「建設業」13%、「教育・学習支援」14%が続いている。

 最後に、ボーナスの使い道について複数回答で聞くと、「貯金」が44%で前年調査の40%を上回った。そのほかの回答は「ローンの返済」20%(前年調査17%)、「買い物」20%(同19%)、「旅行」9%(同15%)だった。

 今年は新型コロナの影響でボーナスの減額が予想される中、もらったボーナスは貯金やローンの返済にあてたいと考える人が前年より多く、堅実な使い方をする人が増えているようだ。

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