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中古車市場、昨年は駆け込み需要で活性化も、5月の登録台数は前年比20.8%減

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2020/07/04 13:00

 昨年の中古車市場は増税や水害の代替需要で活性化したものの、今年に入ってからの登録台数は前年を下回って推移しているようだ。

 株式会社矢野経済研究所は、自動車メーカーや自動車ディーラー、中古車販売業者などを対象に、国内の中古車流通市場を調査し、その結果を6月23日に発表した。調査期間は2019年6月から2020年3月。

 この調査における中古車流通市場は、中古車小売販売市場、中古車買取市場、オートオークション市場(入札会含む)、中古車輸出市場の4市場で構成されている。

 2019年の国内の中古車小売台数は262万台、平均小売価格は117万円と推計。昨年の市場を振り返ると、2019年10月に実施された消費税率引き上げの影響で9月までに駆け込み需要が発生。また、台風がもたらした水害による代替需要も発生し、この2つの要因で2019年の中古車小売販売市場は活性化した。

 2019年の平均小売価格は右肩上がりの傾向にある。その背景には、次世代車に代表される新車価格の上昇が中古車市場にも波及し始めていることや、車両の保有長期化による高年式車の希少性が増していることも挙げられる。

 一方、一般社団法人 日本自動車販売協会連合会が公表している「中古車・月別登録台数」によると、5月の中古乗用車(普通+小型)の登録台数は前年同月比20.8%減の20万8,219台に。内訳は、中古普通乗用車が同20.1%減の11万7,927台、中古小型乗用車が同21.7%減の9万292台。

 直近の中古乗用車の登録台数の推移は、4月が前年同月比9.8%減の24万9,693台、3月が同3.4%減の40万1,956台、2月が同6.4%減の26万6,332台、1月が同2.0%減の23万648台だった。中古乗用車の登録台数は、今年に入って前年を下回って推移していたところ、5月に大きく落ち込んだ。

 今年の中古車市場は、昨年の反動に加えて新型コロナの影響もあり、前年を下回って推移しているようだ。

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