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SMBC信託銀行、相続発生時の残高をもとに遺言書なしに分配できる「スマート相続口座」

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2020/07/15 12:20

 SMBC信託銀行は、資産運用をしながら、相続発生時にあらかじめ指定した家族に預金口座・投資信託口座の資産を承継できるサービスを開始した。

 SMBC信託銀行は、自身の資産を運用しながら、相続発生時には、あらかじめ指定した家族に同行で保有する預金口座・投資信託口座の資産をスムーズに承継することができる「スマート相続口座」の取り扱いを開始した。

 この商品は、「相続で家族に迷惑をかけたくない」「遺言書を書くのは面倒」「費用を抑えて煩雑な手続きをせずに引き継ぎたい」「相続対策しても自分のお金は自由に使いたい」といった顧客の資産承継ニーズにお応えする国内初の商品となる。

 「スマート相続口座」では、遺言書や遺産分割協議書、戸籍謄本などの面倒な書類の提出は不要。SMBC信託銀行の契約書に、対象となる口座の種類、受取人の名前・受取割合などを記入するだけで、スムーズに口座内の資産を引き継ぐことができる。

 上の表にあるように、受取人(受贈者)と受取割合を指定すると、契約時には顧客(贈与者)と受取人(受贈者)の続柄を確認する戸籍謄本等の書類提出が不要に。また、相続発生時には、名義の書き換えに通常必要とされる遺産分割協議書、戸籍謄本等の書類提出が不要になる。

 また、電子契約での手続きが選択可能となっており、離れて暮らす家族でも、郵送での書類のやり取りがなく、スピーディな契約締結が可能となる。また、一定の条件を満たした場合には、基本手数料330,000 円(税込)が最大無料となる優遇プランを用意している。

 電子契約システム上で手続きを完結させるために、SMBCクラウドサイン社が提供する電子契約での手続きを採用。SMBCクラウドサインは2019年10月、三井住友フィナンシャルグループと弁護士ドットコムの合弁会社として設立された。

 「スマート相続口座」では契約後でも、口座の入出金や資産の入れ替えが自由に行える。相続発生前は、口座の入出金や資産の入れ替えを自由に行うことが可能。相続発生時の残高をもとに、受取割合に応じて資産を引き継ぐことができる。

 分配対象は1人も可能。上の図のように受取人(受贈者)や受取割合をそれぞれ分けて設定することができる。受取人(受贈者)を預金口座と投資信託口座の両方に指定することも、片方のみに指定することも可能で、預金口座と投資信託とで受け取り割合を変えることもできる。

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