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6月の小売売上、スーパーは全エリアで前年同月を上回る、百貨店・コンビニも回復傾向

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2020/08/01 13:00

 6月の小売売上は、スーパーが前年同月を上回って堅調。百貨店やコンビニでは前年を下回ったものの、5月から大きく改善しており、消費が回復傾向にあるようだ。

 一般社団法人 日本スーパーマーケット協会が7月21日に発表した「2020年6月 スーパーマーケット販売統計調査資料」によると、食品を中心に取り扱うスーパーマーケット270社の6月の売上高(速報)は、全店ベースで前年同月比5.9%増の9,369億7,023万円で、既存店ベースでも同4.5%増と堅調に推移した。

 地域別の売上高は以下のとおり。全エリアで前年を上回った。

 また、同日公表された5月の売上高(確報値)によると、全店ベースの総売上高は前年同月比11.5%増、既存店ベースは同9.9%増だった。売上高の伸び率は低下したものの、6月の売上も堅調に推移したようだ。

 一方、日本百貨店協会が7月21日に発表した「令和2年6月 全国百貨店売上高概況」によると、6月の全国百貨店(73社・203店)の売上高総額は前年同月比19.1%減の3,829億4,724万円で、9カ月連続のマイナスとなった。ただ、5月の売上高総額は同65.6%減と大きく落ち込んでおり、6月はマイナスとなったものの大きく回復した。

 エリア別の6月の売上高総額は、主要10都市(札幌・仙台・東京・横浜・名古屋・京都・大阪・神戸・広島・福岡)が前年同月比22.0%減(5月は同69.0%減)だった。10都市すべてで対前年マイナスとなったものの、仙台が5月の前年同月比45.6%減から、6月は同6.6%減と大きく回復。東京も同71.6%減→同24.3%減、大阪が同68.0%減→同24.2%減と、全体としては5月から大きく回復した。

 また、日本フランチャイズチェーン協会が7月20日に発表した「6月度 JFAコンビニエンスストア統計調査月報」によると、6月の店舗売上高は、全店ベースが前年同月比5.2%減(5月は同9.7%減)の8,792億8,700万円、既存店ベースが同5.2%減(同10.0%減)の8,379億5,600万円だった。

 全店ベースの来店客数は、5月は前年同月比19.8%減だったが、6月は同11.5%減の13億1,851万6,000人。店舗売上高と来店客数はいずれも前年より落ち込んだものの、下落率は5月より小さかった。

 他方、6月の平均客単価は全店ベースで、前年同月比7.1%増の666.9円となったが、5月の前年同月比同12.7%増と比べると低下している。

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