ランサーズは、クラウドソーシング仕事依頼サイト「Lancers」に2020年7月31日時点で登録している副業・複業者を対象に「在宅勤務推奨時における副業・複業者のサービス利用状況調査」を行なった。回答者は「Lancers」に登録する副業・複業者1,490人。調査期間は、2020年7月22日~8月2日。
副業・複業を開始した時期についてたずねると3割が新型コロナウイルスの感染が拡大し、在宅勤務が推奨された2020年2月以降に副業・複業を開始したと回答した。

2月以降に副業・複業を開始した理由としては、「収入減少のため」が最も多く14.5%、2番目が「スキルアップのため」9.2%、3番目が「1つの会社を頼る働き方に不安を覚えたから」8.5%となった。

また、今回の調査では、2020年2月以降に仕事を開始した副業・複業者の約3割が本業で働く会社で役職についていることが明らかになった。

本業で役職についている登録者は、エンジニア、コンサルタント、マーケターといった専門職種で副業・複業を行っている割合が全体の平均と比較して高く、特にコンサルタントは平均の2倍以上となっている。本業で培った専門知識を副業・複業でも活用していることがうかがえる結果となった。

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