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コロナで防災意識に変化、6割が「自宅避難」を選択、マスクやアルコール除菌を備蓄

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2020/08/29 13:00

 セコム株式会社は、9月1日の「防災の日」を前に20代以上の男女500名を対象に「防災に関する意識調査」を実施し、その結果を8月18日に発表した。調査期間は6月23日から24日。

 今後、災害増加や被害拡大の可能性があると思うかを聞いたところ、「そのように思う」が22.8%、「どちらかといえばそのように思う」が63.2%で、86.0%が災害増加や被害拡大を懸念していた。性年代別では、「60歳以上・女性」で災害増加や被害拡大を懸念している人の割合が合計で94.0%に達し、最も高かった。最も低かったのは「20歳代・男性」の80.0%。

今後の災害の増加や被害が拡大する可能性(SA)
今後の災害の増加や被害が拡大する可能性(SA)

 続いて、防災対策について聞くと、防災対策を行っている人は45.2%で、昨年調査の44.0%からわずかに増加したものの、半数以上が対策を講じていなかった。

 防災対策をしている人(n=226)に具体的な対策を聞くと、「非常持ち出し袋の用意」が66.8%で最も多く、以下、「一定量の食糧・生活用品の日常的な備蓄(ローリングストック)」61.9%、「テレビや食器棚等の転倒防止器具の設置」39.8%、「緊急地震速報サービスの登録・利用」35.4%などが続いた。

具体的にどのような防災対策をしているか(MA)
具体的にどのような防災対策をしているか(MA)

 防災対策をしない人(n=276)に理由を同様に聞くと、「具体的にどのような対策をすればよいかわからない」が49.3%で最も多く、以下、「費用がかかるから」28.8%、「住んでいる地域でほとんど災害が起こらないから」24.1%、「対策してもどれだけ効果があるか疑問に思うから」21.5%が続いた。

 一方、DCMホールディングス株式会社は「コロナ禍における防災アンケート」を、全国5か所のグループ店舗にて実施し、その結果を8月18日に発表した。実施時期は7月23日から26日、有効回答者数は283名。

 防災対策の現況について聞くと、「十分に準備している」が27%、「一部準備している」が47%、「準備していない」が26%で、対策しきれていない人は合計で73%に達している。災害時の避難所に対する意識では、69%の人が「新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて避難所へ行くことに抵抗感が強まった」(非常に強まった29%・強まった40%)と回答し、「変わらない」の31%を大きく上回った。

 続いて、コロナ禍で災害が起きた際の避難行動を聞くと、「そのまま自宅で待機する」が48%で最も多く、「車中泊をする」(10%)と「親戚や知人宅で待機する」(2%)をあわせると、60%が自宅避難を選択した。「避難所に行く」は21%、「その時になってから判断する」は17%だった。

 自宅避難を考え、かつ「十分に準備している」と回答した人に、コロナ禍で新たに揃えようと思っている防災グッズを聞くと、「マスク」「アルコール除菌」「非常食」「水」の順で多かった。一部準備している人は「マスク」「アルコール除菌」「水」「非常食」、準備していない人も同様に「マスク」「アルコール除菌」「水」「非常食」の順で多かった。

 コロナ禍における防災対策では、多くの人がマスクやアルコール除菌を備蓄しておく必要があると考えているようだ。

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