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食用の「蚕(かいこ)のさなぎ」、ふりかけやソーセージにも活用

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2020/08/30 12:00

 「蚕(かいこ)のさなぎ」は、タンパク質などの栄養が豊富な昆虫食で、日本でも昔から口にされてきた。ただ、その姿形から敬遠気味になりがちではあるが、最近でもさまざまな食べ方が提案されている。その中からいくつか紹介したい。

 「蚕のさなぎ佃煮(400円・税込、30グラム)」は、前沢産業(長野県下伊那郡)が手がける昔ながらの一品。蚕のさなぎは、海のない長野県における魚にかわる貴重なタンパク源として、古くから親しまれてきた。近年は珍味として扱われているが、それでも独特の甘辛味となった佃煮は、ご飯の友や酒の肴として捨て難い魅力がふりふり ちょい虫 やきそば用 かいこのさなぎあるようだ。

 手軽さなら「ふりふり ちょい虫 やきそば用 かいこのさなぎ」だ。TAKEO(東京都台東区)が取り扱う同商品は、「まるごとカイコ」と「あらびきカイコ」、そして「焙煎した粉末カイコ」と、3つの蚕のさなぎを使った焼きそば用のふりかけ。まるごととあらびきはサクサク食感で、焙煎した粉末は薫り高い風味が特徴だという。袋をよく振り中身をよく混ぜて、1皿に約3グラム程度ふりかければ、いつもの焼きそばに新しい味わいが加わる。炒飯や焼きうどんにも合うそうだ。価格は798円(税込、15グラム1袋)。

 「シルクソーセージ(1,080円・税込、5個入150g)」は、蚕のまゆをイメージしたビジュアルを持つ商品。原料は蚕のさなぎと豚肉で、ここに濃厚なクリームや卵白を合わせた。味はジューシーな肉汁ともに、蚕のさなぎの特徴であるナッツに似た香ばしさが堪能できるという。同商品を開発したのは、Join Earth(ジョインアース/東京都中央区)が運営する昆虫食の魅力を研究するチームのANTCICADA(アントシカダ)と、ソーセージ専門店の.comm(ドットコミュ/広島県広島市)。

 最初は苦手でも、食べるうちに味のファンとなるといわれる蚕のさなぎなどの昆虫食。伝統的な味から、新たにアレンジされた商品まで、一度試してみるのもよさそうだ。

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