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ドラッグストアでは77.2%が「レジ袋を購入しない」

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2020/09/05 13:00

 レジ袋有料化で多くの人がエコバッグなどを利用するようになり、ドラッグストアでは来店客の77.2%がレジ袋を購入していなかった。

 プラスチックは非常に便利な素材だが、廃棄物や海洋プラスチックごみ問題、地球温暖化などの課題もあるため、7月1日から全国でプラスチック製買物袋の有料化が導入された。何気なくもらっているレジ袋を有料化することで、消費者が本当に必要としているかを考え、ライフスタイルを見直すきっかけにしてもらうことなども目的としている。

 経済産業省のホームページによると、有料化の対象となるのは、プラスチック製買物袋を扱う小売業を営むすべての事業者。主な業種が小売業ではない事業者(製造業やサービス業)であっても、事業の一部として小売業を行っている場合は有料化の対象となる。

 対象となる買い物袋は「プラスチック製買物袋」で、紙袋や布の袋、持ち手のない袋は対象外。また、フィルムの厚さが50マイクロメートル以上の繰り返し使えるプラスチックの袋や、海洋生分解性プラスチックの配合率が100%の袋、バイオマス素材の配合率が25%以上の袋も対象外となる。プラスチック製買物袋の価格は事業者が決め、1枚あたりの価格が1円未満になるような価格設定は有料化にあたらないとしている。

 そんな中、株式会社True Dataは、7月からレジ袋を有料化したドラッグストアでの購買データを集計し、その結果を8月12日に発表した。集計期間は7月1日から19日、対象地域は全国。

 ドラッグストアでレジ袋を購入しない来店客の割合は77.2%で、男性が67.0%だったのに対し、女性は80.3%で、女性が13.3ポイント高くなった。年代別では20代が68.1%で最も低く、年代が上がると、非購入者率が上昇。60代、70代、80代では80%以上の人がレジ袋を購入していない。

 一方、マイボイスコム株式会社は、7月1日から5日にかけてレジ袋の有料化に関するインターネット調査を実施し、1万220件の回答を集めた。

 レジ袋が有料化される前に買い物のときに利用していた袋について複数回答で聞くと、多い順に「無料のレジ袋」68.8%、「持参したエコバッグやカバン、リュックなど」64.8%、「持参したビニール袋・レジ袋」が25.2%、「店が提供するレジ袋以外の無料の入れ物(紙袋・ダンボール・環境に配慮したレジ袋など)」11.4%、「有料のレジ袋」9.1%、「袋は使わない(そのまま)」6.9%となった。

 レジ袋有料化以降に、食料品や飲料の購入時に利用することが多くなると思う袋について複数回答で聞くと、「持参したエコバッグやカバン、リュックなど」が78.5%で最も多く、「持参したビニール袋・レジ袋」が39.2%。「有料のレジ袋」が14.8%だった。

 持参した買物袋を利用する理由を同様に聞くと、「レジ袋が有料だから」が69.7%で、「レジ袋は環境によくない」「店によっては、エコバッグ利用でポイントがたまる」が各2割弱となった。一方、有料のレジ袋を購入・利用する理由を複数回答で聞くと、「エコバッグや袋を持っていないときに必要」が56.0%、「持参した袋では足りない・入りきらない」が28.5%となった。

 レジ袋の有料化がスタートし、多くの人がエコバッグやカバン、リュックなどを利用しており、レジ袋を購入する人は少数派のようだ。

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