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新型コロナで求職者の価値観が変化、転職では47%が「リモートワーク」を重視

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2020/09/19 13:00

 株式会社アイデムは、同社が運営する総合求人サイトの会員のうち、7月に求人に応募した439名を対象に「新型コロナウイルス感染症による仕事探しへの影響調査」を実施し、その結果を9月3日に発表した。調査期間は7月2日から8月6日。

 今回仕事探しをしている理由に、新型コロナウイルス感染症の影響が関連しているかを聞くと、53.1%の人が「はい」と回答した。希望雇用形態別に「はい」と回答した人の割合を見ると、「正社員」が59.1%、「パート・アルバイト」が46.9%、「契約社員・嘱託社員」が58.3%、「派遣社員」が63.0%、「その他」が41.7%だった。

 新型コロナウイルス感染症拡大前後で仕事を選ぶ際の条件などは変わったかを聞くと、「変わった」は27.6%で、「何も変わっていない」が72.4%となった。自由意見を見ると、「かなり事業に影響が出たため幅広く職を理解して探してみようという考えになった(正社員・男性20代)」「時差通勤を考えるようになった(正社員・女性40代)」「狭すぎる空間、声をはって話す業種への応募はなるべく控えようと感じた(パート・アルバイト・女性20代)」などがあった。

 一方、株式会社MS-Japanは、同社が運営するビジネスメディアにて「新型コロナウイルス流行による転職意識の変化」について調査を実施し、その結果を9月3日に発表した。調査時期は8月11日から17日で、回答者数は246名。

 新型コロナウイルス感染拡大を受けて、転職活動の意識にどのような変化があったか聞くと、「転職意欲が高まり、転職活動をしている」が22%、「転職意欲が高まり、転職活動をしていない」が13%、「転職意欲が下がったが、転職活動をしている」が17%、「転職意欲が下がり、転職活動もしていない」が48%となった。

 転職意欲が高まったと回答した人にその理由を複数回答で聞くと、「業績不振による会社の先行き不安」が45%で最も多く、「所属企業の新型コロナへの対応が不満」39%、「会社都合の退職」8%が続いた。

 転職意欲が下がったと回答した人にその理由を同様に聞くと、「先行きが不透明になった」が56%で最も多く、「外出するのが不安」28%、「現職を続けながら転職活動をする時間がないが25%、「志望業界が採用活動を絞っている」7%となった。

 新型コロナウイルスの流行を受け、より重要視したい条件について聞くと、最も高かった「年収」(55%)に「リモートワーク(在宅勤務)」が47%で続いた。「WEB面接」は7%。

 今回の調査では「安心して働けて、多いとは言えないまでもちゃんとお給料を貰えることがどれだけ大事なことなのか身にしみた」といったコメントもあった。新型コロナウイルスの影響で転職を余儀なくされる人がいる中、求職者が企業に求める価値観が変化しつつあるようだ。

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