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コロナ禍のFXは「勝ち」36%「負け」64%、3月の個人のロスカット等未収金は1.4億円

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2020/09/26 11:00

 一般社団法人 金融先物取引業協会が公表している「ロスカット等未収金発生状況」によると、2020年8月には個人による35件のロスカット等未収金が発生し、その金額は38万6,000円だった。法人のロスカット等未収金は0件。今年は8月6日にトルコリラが対米ドル、対ユーロ、対円で過去最安値をつけるなどした。

 今年に入ってからのロスカット等未収金発生状況は、1月と2月が0件。しかし、3月には新型コロナ感染症が拡大する中で市場が急変し、個人の発生件数は1,617件で発生金額は1億4,505万7,000円、法人の発生件数は38件で発生金額は449万円となった。4月は1件(個人)で発生金額は1万1,000円、5月も1件(個人)で発生金額は5,000円、6月は0件、7月は2件(個人)で発生金額は6万1,000円だった。

 一方、株式会社RUNWAYSが運営する「海外FX wiki」は、コロナ禍におけるFX取引の成績について384名のトレーダーに独自調査を実施。その結果を9月14日に発表した。調査時期は2020年7月31日から9月2日。

 FX取引の成績がコロナ禍以前と比べてどうなっているかをたずねると、「勝っている」と答えた人は36%、「負けている」と答えた人は64%だった。「どのくらい勝ってる?負けている?」という質問では、プラス10%・マイナス10%が最も多かったが、プラス100%以上の人は全体の1%未満なのに対して、マイナス100%以上の人は全体の5%。

 コロナ相場で取引された通貨ペアは、米ドル円が63%と最も多く、次にユーロ円10%、豪ドル円10%、ユーロドル4%。コロナ禍のような混乱の中でも、取引する通貨ペアは普段と変わらないようだ。

 コロナ相場で取引頻度が「減った人」は44%、「増えた人」は36%、また「変わらない人」は21%。取引頻度が「増えた」あるいは「変わらない」人は勝ち負けが半々なのに対して、取引頻度が「減った人」の過半数が負けている。

 取引頻度が減ったと回答した人に理由を複数選択で聞くと、最も多かったのは「相場が読めないから」で「リスクが高すぎるから」「負けが続いたから」が続いた。

 一方、取引頻度が増えた人にその理由を複数回答でたずねると、「家にいる時間が増えたから」が最も多く、「自由な時間が増えた・暇だから」「ボラティリティが大きくなったから」が続いた。

 また、取引頻度が変わらないと答えた人にその理由を複数回答で聞くと、最も多かったのは「マイペースで取引しているから」で、「ルールを決めて取引しているから」「無理をしないほうが良いと思ったから」「市場はいつも通り動いているから」が続いた。

 コロナ禍のFX取引で負けた人は6割以上を占めているが、取引スタイルは人それぞれ。取引を控えている人は、あらためて自分のスタイルを見直してみるのもよいかもしれない。

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