MONEYzine(マネージン)

テーマ別に探す

10月から「たばこ税」増税、1箱50円程度の値上げ「これを機に禁煙を検討する」16.1%

  • ブックマーク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
2020/10/03 11:00

 10月1日からたばこ税が紙巻きたばこ1本あたり1円増税され、1本あたり13.244円だった税率は14.244円となった。これを受け、たばこの価格が一斉に値上げされた。JTが小売定価改定を申請して認可されたのは、紙巻きたばこ136銘柄、葉巻たばこ16銘柄、パイプたばこ3銘柄、刻みたばこ3銘柄、かぎたばこ18銘柄、加熱式たばこ48銘柄の計224銘柄。

※出典:たばこ税等に関する資料(財務省)
※出典:たばこ税等に関する資料(財務省)

 代表的な銘柄の価格を見ると、紙巻きたばこではメビウスやピアニッシモが490円から540円に、セブンスターやピース(20本入)が510円から560円に値上げされた。加熱式たばこでは、メビウス・プルーム・テック専用が490円から540円に、メビウス・プルーム・テック・プラス専用が500円から550円になった。

 フィリップ・モリス・ジャパンとブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパンも、小売定価改定を申請して認可されている。フィリップ・モリス・ジャパンの代表的な銘柄では、紙巻きたばこではマールボロブランドが520円から570円に、ラークブランドが460円から500円に、加熱式タバコでは、マールボロ・ヒートスティックが520円から550円になった。

 なお、たばこ税については来年の10月1日に再増税が予定されており、紙巻きたばこ1本あたり1円増税されて税率が1本あたり15.244円になる。

 一方、ランク王株式会社は、9月13日から15日にかけて「たばこ税増税に伴う、たばこに関する意識調査」を実施した。調査対象は10代から60代までの男女1,000名で、そのうち喫煙者が36.1%、非喫煙者が42.3%、過去に喫煙者だったが現在は禁煙をしている人が21.6%。

 喫煙者に、10月のたばこの値上がり以降の喫煙頻度について聞くと、「今まで通り吸い続ける」が51.2%、「吸う頻度を減らす」が32.7%、「禁煙を検討する」が16.1%で、半数が喫煙習慣を変える考えを持っていた。

 続いて、過去に喫煙者だったが現在は禁煙済みと回答した人にその理由を聞いた。多かったのは「金銭的負担」「美容や健康への配慮」「喫煙所の減少」「子育てへの配慮」などの声で、「度々の値上げによる金銭的負担から禁煙した(50代男性・会社員)」「煙草を吸える場所が次第に減っていき、吸う場所を探すのが億劫になった(20代男性・会社員)」「健康、美容によくない、お金もかかる、臭いもつくなどデメリットが大きいと思った(40代女性・会社員)」「タバコは値段が高いので節約のために、また健康のためにも禁煙した(40代女性・アルバイト)」などのコメントが寄せられた。

 非喫煙者に喫煙者のイメージを聞くと、「マイナスな印象を抱く」が74.2%に達し、「特に印象は変わらない」の24.1%を大きく上回った。「プラスな印象を抱く」は1.7%だった。

 喫煙者に多くの人がネガティブなイメージを持つ中、たばこの値上げや喫煙場所の減少が続いており、愛煙者の肩身はさらに狭くなりそうだ。

【関連記事】
「平成の〇〇離れ」トップ3は「たばこ・新聞・ギャンブル」
外食客数は底打ちも、法人需要が見込めない「居酒屋」などの売上は壊滅的な状況続く
「65歳を超えても働きたい」48.5%、高齢者の働く目的は「健康維持」「人との交流」にシフト

  • ブックマーク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク


All contents copyright © 2007-2020 Shoeisha Co., Ltd. All rights reserved. ver.1.5