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LINE独自ブロックチェーン、ゲームでの活用はじまる、ノンファンジブルトークンでアイテム売買も可能に

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2020/10/05 10:00

 LINEは、独自ブロックチェーン「LINE Blockchain」が導入された企業のサービスを発表した。

 企業は、開発プラットフォーム「LINE Blockchain Developers」を通じてLINE Blockchainを基盤としたブロックチェーンサービス(dApps:Decentralized Applications。ブロックチェーン技術を用いた分散型・分権的なアプリケーション)を効率的に構築することができる。既存のサービスにブロックチェーン技術を導入し、独自のトークンエコノミーを構築することも可能で、LINE Blockchain Developersで構築した各サービス内で発行されるトークンを、LINE IDと紐づくデジタルアセット管理ウォレット「BITMAX Wallet」で管理・連携させることで、LINEのユーザー基盤を活かしたサービスの構築や一部導入もできる。

 LINEは今回、初の「LINE Blockchain」導入事例となる企業のサービスを公表した。全8社のサービスのうち、いくつかを紹介しよう。

モバイルRPGゲーム「ナイトストーリー」(Biscuitlabs)
このゲームでは、プレイヤーはナイトとして、ペットと共にバトルをしながら素材を収集し、素材を組み合わせて装備アイテムを作成し強化していく。木材、鋼などの70種類以上の素材を組み合わせると、剣、弓、鎧など200種類以上のアイテムに変換できる。ゲーム内アイテムはすべてNFT(Non Fungible Token、ノンファンジブルトークン)アイテムになるため、プレイヤーはアイテムの保有権を持ち、交換したり売ったりすることが可能。

電子契約サービス「リンクサイン」(Comake)
「リンクサイン(linksign)」は、AI・ブロックチェーンベースの電子契約サービスで、契約書の作成、内容の検討、署名、締結等と契約行為を始まりから終わりまで完結できるプラットフォーム。ブロックチェーン技術によって契約文書の偽造・変造を防止する。

ソーシャルメディア「aFan」(Common Computer)
このソーシャルメディアでは、ユーザーは、写真家、イラストレーターなどのクリエイターに直接ドネーションすることでファンになり、クリエイターのコンテンツ制作や活動をサポートすることができる。ファンとクリエイターは、トークン「ファンコ」を通じて、従来の「いいね」やコメント以上の相互交流が可能。

ソーシャルカラオケアプリ「SOMESING」(Emel Ventures)
ソーシャルカラオケアプリ「SOMESING」(2020年内に日本向けに提供開始予定)では、いつでもどこでもカラオケを楽しめるだけでなく、全世界の友達とデュエットすることもできる。独自のリワードシステムによりユーザーは自分が歌った歌に対して公正な報酬を受け取ることができる。

ビデオ・ストリーミング・プラットフォーム「Theta.tv」(Theta Labs)
eスポーツ専門のビデオストリーミングプラットフォーム「Theta.tv」(2020年内に日本向けに提供開始予定)では、コンテンツを視聴し、帯域幅を別の視聴者たちに共有することでリワードを受け取ることができ、特定のクリエイターを購読し寄付することも可能となっている。

スポーツゲーム「Crypto Sports(仮称)」(OneSports)
アクセルマークとオルトプラスの子会社であるOneSportsは共同で、「LINE Blockchain」を用いてプロスポーツライセンスを使用したゲームの開発を進めており、2021年以降にローンチを予定している。ユーザーは試合に参加して選手を育成し、その選手達を取引することができる。

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