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コロナで見えた「クレジットカード」の強さ、支払金額の多寡にかかわらず「普段使い」定着

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2020/10/10 12:00

 SBペイメントサービス株式会社は、20代から80代の男女を対象に、キャッシュレス決済の利用状況についてアンケート調査を実施し、第3回目の調査結果を8月28日に発表した。調査時期は7月10日から16日。

 2019年10月から2020年6月末まで実施された「キャッシュレス・ポイント還元事業」について、利用した人(n=1,646名)のうち還元事業が終了した後もキャッシュレスでの支払いを続けている人は85.3%。キャッシュレス決済の利用をやめていたのは14.7%。

 キャッシュレス決済を続けている人(n=1,404名)にその理由を複数回答で聞くと、最も多かったのは「ポイントが貯まる・使えるから」の72.4%で、以下「支払いがスピーディーだから」が70.2%、「現金を下ろすのが面倒だから」が30.4%で続いた。「現金を介する接触を避けるため」は17.5%だった。

 マイナポイント事業の認知度をたずねると(n=1,820名)と、7月時点の認知度は77.6%だった。マイナポイント事業の認知者(n=1,413名)のうち、「利用したい」が49.8%を占める一方、「利用したくない」が24.4%、「よく分からない」が25.8%となった。

 マイナポイント事業の利用意向者(n=704名)に、どのキャッシュレス決済をマイナポイントに登録したいか聞くと、「クレジットカード決済」が41.3%で最も多く、「QRコード決済」27.4%、「電子マネー」19.5%で続いた。

 一方、ジー・プラン株式会社とビッグローブ株式会社は、「withコロナにおけるキャッシュレスの利用実態調査」の結果を9月9日に発表した。調査対象はインターネットを利用する全国の男女7,865名で、調査期間は7月20日から26日。

 4月以降のキャッシュレス決済の利用頻度を聞くと、「以前と変わらない」が60.6%を占める一方、「キャッシュレス決済が増えた」が29.5%。

 キャッシュレス決済が増えた人(n=2,395名)にその理由を複数回答で聞くと、「ポイント還元」が78.6%で最も高かった。以下、「決済が簡単・早い」46.0%、「現金の持ち歩き不要」34.4%が続き、「現金接触回避(感染症対策)」は31.4%、「店員接触回避(感染症対策)」は21.1%。

 普段利用しているキャッシュレス決済の種類を複数回答で聞くと、「クレジットカード」が68.7%で最も多く、「交通系(Suica、PASMO 等)」36.8%、「流通系(WAON、nanaco等)」26.1%、「PayPay」25.0%、「楽天Edy」20.2%が続いた。

 「普段の買い物で利用する場合、1回あたりの支払金額がいくらの時に使うことが多いか」を聞いたところ、ICカード型電子マネー(交通系・流通系の電子マネー)では「1,000円以下」と回答した人が最多。クレジットカード決済で最も多いのは「5,000円未満」の26.4%。「1万円未満」「1万円以上」の利用は合計23.3%に達している。

 クレジットカード決済は、金額にかかわらず「いつでも利用」という回答が26.1%で最も高く、利用合計は85.5%で「ICカード型電子マネー」の70.1%を上回ってトップとなった。支払金額を問わずに幅広く使われるクレジットカードが、日常使いの決済手段となっていることがうかがえる結果となった。

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