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コロナ禍の採用活動は57.6%がオンライン、学生は就活時期を早める傾向に

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2020/10/17 13:00

 株式会社シード・プランニングと株式会社ZENKIGENは、企業による新卒者の採用活動に関する市場動向調査を実施し、その結果を10月6日に発表した。調査対象は企業の新卒採用担当者556名、調査時期は9月。

 新卒者の採用活動のオンライン化の有無について聞くと、「実施している」が57.6%、「実施していないが検討している」が15.8%、「実施していない」が26.6%だった。オンライン採用を実施していると回答した担当者(n=320名)に導入した時期を聞くと、全体の90.3%が「2020年」と回答した。それ以前では「2019年」が6.9%、「2018年」が1.3%などとなった。

 2020年に新卒者のオンライン採用を導入したと回答した担当者(n=289名)に理由を複数回答で聞くと、「新型コロナウイルス感染症拡大対策のため」が94.5%を占め、「時間や距離にとらわれない面接の実現」29.1%、「幅広い応募者の獲得」21.1%、「採用コストの削減」17.3%などが続いた。

 オンライン採用を実施していると回答した担当者(n=320名)にオンライン採用導入のメリットを複数回答で聞くと、「感染症対策」が82.8%で最も多く、「場所を選ばない」「面接者・応募者双方の時間の効率的活用」の順となった。デメリットについては「応募者の人柄や雰囲気が伝わりづらい」が70.6%で最も多く、「応募者とのコミュニケーションがしづらい」「通信環境が不安定である」の順で多かった。

 一方、レバテック株式会社は、運営するITエンジニア専門新卒向け就職支援サービスに登録している、エンジニア職で就職活動中の2022卒の大学生256名を対象に、就職活動に関する意識調査を実施し、その結果を9月7日に発表した。調査期間は6月10日から8月18日。

 Webでの情報収集ではなく、就活イベントや選考会への参加、エージェントへの相談などを始めた「就職活動の動き出し時期」について聞くと、48.2%が「当初予定と変化なし」と回答する一方で、45.9%が「当初予定より早くなった」と回答した。「予定より遅くなりそう」は5.9%だった。

 動き出し時期が早まりそうと回答した学生(n=117名)に、どの程度早まったかを聞くと、「1カ月~2カ月」が66.7%で最も多く、「3カ月~4カ月」が22.2%で続いた。

 就職活動を終わらせたい時期について聞くと、「2021年4月まで」が44.1%で最も多かった。そのほかの回答は、「2021年2月まで」21.9%、「2020年12月まで」15.2%、「2020年10月まで」2.7%。最も厳しい見込みである「2021年4月以降」という回答は16.0%だった。

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