MONEYzine(マネージン)

テーマ別に探す

建設業界をデジタル化するアンドパッド、Minerva Growth Partnersとセコイア・キャピタル・チャイナから20億円調達

  • ブックマーク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
2020/10/14 10:00

建設業界をデジタル化するアンドパッド

 クラウド型建設プロジェクト管理サービス「ANDPAD」を運営するアンドパッドは、2020年7月に続くシリーズCのエクステンションラウンドをクローズした。今回のエクステンションラウンドでの調達額は約20億円、シリーズCラウンドでの合計調達額は約60億円となる。

 同社が提供する「ANDPAD」は現場の効率化から経営改善まで一元管理できるクラウド型建設プロジェクト管理サービスで、2016年のサービスリリース以来、契約社数2,000社、利用社数は50,000社を超えている。国土交通省のNETIS (新技術情報提供システム) にも登録されており、14万人以上の建設・建築関係者が利用しているクラウド型建設プロジェクト管理サービスに成長している。

 Minerva Growth Partnersは、「アンドパッドは年間50兆円が動く建設業界において、今後一層加速が見込まれるデジタル化のメインプレイヤーを担い、また日本の高度な建設技術の海外展開の鍵ともなり得る存在」と評価している。

 今回のラウンドはMinerva Growth Partnersをリード投資家とし、Sequoia Capital Chinaが新規で参加。両投資家ともに日本での投資第1号案件となる。アンドパッドはこれまで約27億円の資金調達を実施しており、今回の調達によって累計調達額は総額約87億円になる見込みだ。

出資した2つのファンド

 アンドパッドは、今後の事業成長と財務戦略を見据えた資本政策の一環として、シリーズCエクステンションラウンドでは海外機関投資家を中心とした資金調達を実施。

 リード投資家であるMinerva Growth Partnersは、メルカリでCFOを務めた長澤啓氏とモルガン・スタンレーでGlobal Internet Banking/Global Software Banking Group日本統括責任者を務めた村島健介氏がPleiad Investment Advisorsと共同で設立したファンドで、主として日本のレイトステージの未上場スタートアップを中心に投資を行うグロースファンド。

Minerva Growth Partners創業パートナー長澤 啓氏(左)、村島健介氏(右)
Minerva Growth Partners創業パートナー長澤 啓氏(左)、村島健介氏(右)

 一方、1972年に設立された世界屈指のベンチャーキャピタルSequoia Capitalは、老舗のベンチャーキャピタルで、これまで出資してきた企業の市場価値は総額3.3兆ドルを超える。Sequoia Capitalは、米国以外に、中国、インド、イスラエルに拠点を持ち、今回のラウンドではSequoia Capital Chinaが参画した。

 アンドパッドは、SaaS関連企業およびDX関連企業に対する豊富な投資経験を持つ国際投資家の知見を活用することで、今後はプラットフォーム戦略を加速し、建設業界のDX化を推進する。

【関連記事】
SaaS市場、2023年度に1兆円超え
監査法人もSaaS市場へ進出、あずさ監査法人が財務データ分析ツールを提供
マネーフォワード、SaaSメディア「ボクシル」のスマートキャンプを子会社化、マーケティング領域へ事業拡大

  • ブックマーク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク


All contents copyright © 2007-2020 Shoeisha Co., Ltd. All rights reserved. ver.1.5