SBI証券は、宅地建物取引業免許を取得し、2020年10月19日に不動産仲介業務を開始した。同社はインターネット取引サービスのみならず、IPO・POをはじめとするホールセールビジネスについても、リテールビジネスと両輪をなすものとして強化してきた。
不動産仲介業務によって、ホールセールビジネスにおける主幹事先・取引先の経営者を中心とした富裕層向けのサービスをさらに強化。「資産運用支援」「事業支援」に加えて、不動産ニーズにもワンストップで対応することで、不動産・金融の両面から資産ポートフォリオ全体を把握し、顧客一人ひとりのニーズに応じたオーダーメイドのコンサルティングを提供する。
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