MONEYzine(マネージン)

テーマ別に探す

パーソルグループ、「ジョブごとの報酬水準」を企業へ提供するサービス

  • ブックマーク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
2020/10/29 09:00

 パーソルキャリアとパーソル総合研究所は、「doda」が蓄積してきたマーケットデータをもとにジョブごとの報酬水準を企業に提供する「Salary Research(サラリーリサーチ)」のサービス提供開始を今冬に予定している。これに先駆け、パイロット版への参画企業を2020年10月28日~11月20日まで募集する。なお、パイロット版参画企業は、正式サービスリリース後も1年間無償で利用できる。

 このサービスにおける「ジョブごとの報酬水準」は、パーソルキャリアの転職サービス「doda」が持つ転職マーケットの実データと、利用企業の統計データをもとに作成される。

 職位や年収などの社員データをアップロードすると、「Salary Research」が必要な項目を判別。取り込まれた社員データは、機械学習によって8つの「ジョブグレード」に自動的に分類。分析完了後は、マーケットデータに基づいたジョブごとの報酬水準をグラフで確認できる。マーケットと自社の報酬水準を比較・分析することで、採用時の給与検討や、人事制度の見直しに活用することができる。

 このサービスを開発した背景には、組織に必要な職務や責務をもとに人材を雇用し、処遇する「ジョブ型雇用」への移行が議論されるようになったことがある。しかし、ジョブ型雇用の導入にあたっては「給与額をどのように決めるのか」という課題がある。「メンバーシップ型雇用」を前提としている日本では、ジョブごとの報酬水準が確立されておらず、そうした情報を容易に得ることが難しいからだ。

 応募にあたっては、社員番号・氏名・性別・年齢・最終学歴区分・役職名・職務概要・所属部署・在籍地(都道府県)・業種分類・職種分類・従業員数区分・上場区分・外資フラグ・年収・基本給・賞与・グレード(企業定義)・評価・在籍年数・経験年数の合計・マネジメント経験・部下の人数などの情報を、Excel、CSV、もしくはTSVファイルで用意する必要がある。用意できる項目が多いほど、より正確な分析結果を提供できるという。

 パイロット版は、業界や職種など幅広く検証することを目的としているため、応募多数の場合にはパーソルキャリアが選定を行なう。

【関連記事】
新型コロナで求職者の価値観が変化、転職では47%が「リモートワーク」を重視
野村證券は「数字が人格」の成果主義、銀行と証券会社では「20代の成長環境」に大きな差
コロナによる意識変化、女性の3割が副業に関心、20代の多くが「通勤時間の短縮を希望」

  • ブックマーク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク


All contents copyright © 2007-2020 Shoeisha Co., Ltd. All rights reserved. ver.1.5