マネーフォワードの家計簿サービス「マネーフォワード ME」が、確定申告ソフト「マネーフォワード クラウド確定申告」へのデータ連携を開始し、家計簿データを利用して確定申告を行うことが可能になった。
副業や事業を行っている人は、家計簿の明細データの中から、副業で支払った事業経費や雑所得などのデータを「マネーフォワード クラウド確定申告」に連携し、仕訳情報や申告書類を簡単に作成することができる。医療費控除申請をしたい人は、家計簿の明細データの中から医療費のデータを連携して明細書を作成できるため、医療費の金額を自分で記入する必要がなくなる。
「マネーフォワード クラウド確定申告」のアプリ版は近日リリース予定で、雑所得および医療費の連携は2020年12月末を予定している。
また、確定申告期間に合わせて、「マネーフォワード クラウド確定申告」のアプリから、電子申告ができる機能を2020年分の確定申告開始日(2021年2月16日)までに実装する予定。これによって、申告書作成から確定申告まで、アプリで行うことができるため、申告作業の効率化につながる。
【関連記事】
・マネーフォワード、家計簿サービスの利用者数が1100万人突破
・LINE、家計簿につけたレシート情報をもとにクーポンを表示
・Zaim、記録する家計簿から「予測・黒字化」をサポートするアプリへ