「住宅ローンは早く返したほうがいい」はホント?
「住宅ローン」選びは、将来を左右する大きなプロジェクト。それだけに「これでいいのだろうか」と思い悩む人が多いのが現状です。
11月20日に、翔泳社から刊行された『まったく新しい住宅ローンの考え方』の著者である中山田 明氏は、オンライン住宅ローンサービス「モゲチェック」「モゲパス」などを展開しているMFSの代表取締役CEO。長く住宅ローン証券化に携わってきた中山田氏の考え方は、MONEYzineでも大きな反響を呼びました。

MFS代表取締役 CEO 中山田 明 著
『まったく新しい住宅ローンの考え方(MONEYzine Digital First)
本当に賢い人がやっている借金の活用法とは?』(翔泳社)
「借金は早く返したほうがいい」と考える人は多いと思いますが、中山田氏は本書の中で「住宅ローンはもはや保険である。しかも圧倒的に割安な保険である。なので、できるだけたくさん借りて、返さない」と述べています。その背景には、住宅ローンを考えるときの2つの軸、「金利」と「団信」が現在どのような状況にあるかを理解する必要があります。
本書の第1章は、中山田氏の住宅ローンについての考え方をインタビュー形式でお届けします。団信については本書の第2章で徹底解説。住宅ローンを組む人の多くが入る保険「団信」を6社の商品を比較しながら特徴を理解していきます。さらに、住宅ローンという金融商品が、どのような考え方のもとに設計されているものなのかを解き明かし、「住宅ローンは割安な保険」であるという言葉の意味を理解することができます。
第3章では、住宅ローン金利についてのMFSの分析を紹介。新規借り入れを検討している人、借り換えを検討している人にも参考になる、金利の動向を把握することができます。
◎内容構成
1章 住宅ローン選びには2つの軸がある
2章 低金利時代は「団信」選びが決め手
3章 新型コロナと金利の話
付録 2020年10月の住宅ローン金利分析
本書は電子書籍形式のみとなります。住宅ローンについて考えるときのガイドブックとして、ぜひ本書をお役立てください。