野村ホールディングス、野村総合研究所、SBIホールディングスは、野村ホールディングスが保有するBOOSTRY株式のSBIへの一部譲渡、BOOSTRYの運営・事業にかかる業務提携について、最終契約を締結した。
2019年に野村ホールディングスと野村総合研究所の合弁会社として設立されたBOOSTRYは、ブロックチェーン技術によって有価証券等の権利を交換する基盤の開発やコンサルティングなどを提供している。野村ホールディングス 66%、野村総合研究所 34%だった出資比率は今回の提携後に、野村ホールディングス 56%、野村総合研究所 34%、SBIホールディングス 10%となる。
3社は、各社のブロックチェーンや証券トークンに関するノウハウや経験を共有し、BOOSTRYの証券トークン事業の拡大に向けて協働する。
【関連記事】
・SBIグループ、国内初のSTO事業を開始、ブロックチェーンを使った第三者割当増資、デジタル社債など
・野村総研、ブロックチェーンを活用した「デジタルアセット債」「デジタル債」発行
・野村ホールディングス、デジタルアセットのカストディ・サービス提供に向けて共同研究