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電子インボイスの日本標準を国際規格「Peppol」に準拠して策定、2021年6月末に仕様公開

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2020/12/22 10:00

 電子インボイス推進協議会(EIPA、代表幹事法人:弥生)は、日本国内における電子インボイスの標準仕様を国際規格「Peppol(ペポル)」に準拠して策定すると発表した。

 「Peppol」は、電子インボイスなどの電子文書をネットワーク上で授受するための国際的な標準規格。欧州各国をはじめ、シンガポール、オーストラリアなどで採用されており、「Peppol」に基づく電子インボイスの国際的な利用が進んでいる。

 電子インボイスの仕組みを利用すると、国内外の取引相手とデジタルの請求書をオンラインで円滑に授受できるようになり、ペーパーレスでのインボイス制度対応、業務プロセスの自動化などのデジタル化が可能になる。事業者は請求や支払い、記帳や申告といった業務で効率化と正確な処理を実現することができ、テレワーク促進にもつながる。

 電子インボイス推進協議会は日本における電子インボイスの普及に向けて、政府からの全面的な協力を要請しており、要請内容には「Peppol」の運営管理組織である「OpenPeppol」との交渉などについて政府が積極的な役割を担うこと、「Peppol」の枠組みの中で「日本標準仕様」に関わる適切な管理・運用体制を政府が構築すること、電子インボイスの普及・活用に向けて事業者が利用しやすい仕組みを設けることなどが含まれる。

 電子インボイス推進協議会は、2023年10月のインボイス制度開始に先立ち、2022年秋に事業者が電子インボイスに対応したソフトウエアを使用できる状態になることを目指し、今後は「Peppol」が定める標準規格について詳細な調査、分析を進めるとともに、「日本標準仕様」として必要な追加要件を整理し、2021年6月末をめどに電子インボイスの国内標準仕様(初版)の策定と公開を目指す。

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