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UIターン「都市部との初任給差3万円以内なら許容」68.3%

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2020/12/26 13:00

 株式会社学情は、2022年3月卒業・修了予定の大学生・大学院生643名を対象に、就職活動に関するインターネットアンケートを実施し、その結果を12月15日に発表した。調査期間は11月20日から12月7日。

 UIターンで希望する勤務地を複数回答で聞くと、「出身の都道府県」が72.5%で最も多かった。以下、「出身の都道府県に近く、求人の多い地域」が47.0%、「魅力的な求人がある地域」が30.3%、「首都圏へのアクセスが良い地域」が25.1%で続いた。

 UIターン就職で許容できる都市部との初任給の差は、「数千円~1万円の差」が26.5%、「1万円~3万円の差」が41.8%で、68.3%の学生が「3万円以内」と回答した。「都市部と同水準でないとUIターンしない」は9.4%だった。

 UIターンや地方での就職を検討する際に希望するサポートを複数回答で聞くと、「地方の求人情報が欲しい」が52.1%、「住んでいる都市部で地方企業と会える機会が欲しい」が30.6%、「地方企業への就職活動時の交通費・宿泊費を負担して欲しい」が28.3%、「オンラインで直接地方の企業への就職活動をしたい」が27.7%で多かった。

 一方、エン・ジャパン株式会社は、同社が運営する求人支援サービスの利用企業1,013社を対象に「2021年の採用活動」に関するアンケートを実施し、その結果を12月15日に発表した。調査期間は12月2日から7日。

 2021年の採用予定を聞くと86%が「ある」と回答。業種別にみると、「マスコミ・広告・デザイン」と「金融・保険」がともに100%で、「不動産・建設・設備」と「インフラ、官公庁他」が92%、「サービス」が91%で続いた。低かったのは「メーカー(電気、機械、自動車 他)」の72%、「メーカー(化学、鉄鋼 他)」の81%など。

 採用予定がある企業に2021年の採用予定数を聞くと、「増える」が26%、「変わらない」は45%、「減る」と「分からない」が14%だった。業種別で「増える」と回答した企業が最も多かったのは「金融・保険」の67%で、「コンサルティング」の60%、「運輸・交通・物流・倉庫」の40%が続いた。「減る」と回答した企業が多かったのは「商社」の27%、「マスコミ・広告・デザイン」の25%など。

 採用予定がある企業に採用理由を複数回答で聞くと、「予期せぬ退職・欠員に備えるため」が34%で最も多く、「2020年、人材確保がうまくいかなかった」29%、「年齢構成のバランスが悪い」23%、「新規事業の立ち上げ・新規部門開設」23%などが多かった。採用予定がない企業の理由を同様に聞くと、「新型コロナの状況に応じて検討をするため未定」が33%で最も多く、「既存社員の定着率が高いため採用しない」28%、「新型コロナによる事業縮小・人員計画の見直し」24%などが多かった。

 新型コロナが企業活動に影響を与える中、予期せぬ退職や欠員に備えて採用を予定している企業は多いようだ。

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