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GMOインターネット、日本円と連動したステーブルコイン「GYEN」を発行へ、イーサリアム技術を採用

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2021/01/04 08:00

 GMOインターネットは2020年12月30日、米国・ニューヨーク州において法人「GMO-Z.com Trust Company, Inc.(以下、GMO Trust)」を設立。President and Chief Executive Officerには中村 健太郎氏が就任。資本金は1,500万ドル。持株比率は、GMO-Z.com Delaware LLC 100%。新会社の資本金額はGMOインターネットの資本金額の100分の10以上に相当するため、新会社はGMOインターネットの特定子会社となる。

 新会社は、ニューヨーク州金融サービス局による特定目的信託会社(Limited Purpose Trust Company)の許認可を受けて設立した法人で、日本円と連動したステーブルコイン「GYEN」および米ドルと連動したステーブルコイン「ZUSD」の発行主体となる。

 GMO Trustは2021年1月以降、世界初となる規制を遵守した日本円ステーブルコイン「GYEN」を米国をはじめ海外に向けて提供開始し、米ドルステーブルコイン「ZUSD」も同時に提供開始する予定だ。「GYEN」および「ZUSD」は、日本国外で流通するもので、日本国内居住者への販売は対象外となる。

 2つのステーブルコインは(1)価格の安定性(2)流動性の高さ(3)イーサリアム技術を採用、の3つを特徴としている。価値の裏付となる資産の証明は、公認会計士による監査レポートを通じて毎月開示するほか、GMO Trustが直接「GYEN」および「ZUSD」の発行・換金を行うことで手数料を抑えながらセキュリティと透明性の向上を図る。

 現時点で円ペッグ通貨が流通していないことや、世界的に円の通貨需要が非常に大きいと考えているGMOインターネットは、「GYEN」の発行を通じて暗号資産のボーダレスな決済・取引への利用を支援。また、今後多くの事業者や開発者が「GYEN」および「ZUSD」をオープンソースのプログラマブル・マネー(プログラムが可能な通貨のことで、契約や請求、支払いなどのオペレーションにおける機能の一部を自動化するもの)として利用することを期待している。

 GMOインターネットは「GYEN」と「ZUSD」のティザーサイトをオープンしており、サービス提供開始に関する情報はこのサイト内で発表される。

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