お金のデザインは、2020年12月21日時点で、ロボアドバイザー「THEO(テオ)」をはじめとする同社全体の運用資産が1,000億円を突破したと発表した。
ロボアドバイザー「THEO」単独の運用資産は770億円、口座数が14万4千件。THEO以外の運用資産では、お金のデザイン・グローバル・リアルアセット・ファンド等のTHEO投信、機関投資家向けチャネル ARCA GLOBAL ASSET、 iDeCoサービス MYDCの合計が約230億円となり、あわせて1,000億円がお金のデザイン全体での運用資産になる。

ロボアドバイザー「THEO」のポートフォリオは、最大30種類以上のETF(上場投資信託)から構成され、投資先は世界86の国・地域、最終的な投資対象は11,000銘柄以上になり、徹底的な分散投資を行うことでリスク低減を図っている。
また、性質の異なる3つの機能ポートフォリオとして、長期的に高いリターンを狙う「グロースポートフォリオ」、相対的に安定的かつ着実にリターンを狙う「インカムポートフォリオ」、株式との相関を避けてリスクの軽減を狙う「インフレヘッジポートフォリオ」の3つを目的別に組み合わせ運用。市場全体のリスクをとることによるリターンに加え、その他の要因(スマートベータ)から生じるリスクを適切に組み合わせることにより、効率的にリターンの向上やリスクの低減を狙うのスマートベータ運用を採用している。
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