ヤマダグループは家電販売事業をコアに、これまで「家電・住宅・環境・金融・サービス」の5つの事業セグメントで事業を展開してきたが、2020年10月1日に持株会社体制へ移行。今回、2021年7月1日をめどに、グループ内組織再編を行うと発表した。
このうち家電セグメントでは、ヤマダホールディングス子会社であるヤマダデンキ、ベスト電器、黒川デンキ、九州テックランド、マツヤデンキ、星電社、加藤商事、Project White、沖縄ヤマダ電機は、ヤマダデンキを存続会社として吸収合併する。
また、金融セグメントの再編では、ヤマダホールディングスの子会社ヤマダフィナンシャル、ヤマダ少額短期保険、ヤマダライフ保険について、譲渡日をそれぞれ2021年2月26日、3月30日、6月1日とする株式譲渡によって、ヤマダホールディングスの完全子会社であるヤマダファイナンスサービスの子会社とする。

さらに、ベスト電器の完全子会社ベストサービスの子会社であるリペア・デポを、ヤマダファイナンスサービスの子会社とする予定。
続いて、ベスト電器の完全子会社ベストクレジットサービスをヤマダファイナンスサービスに吸収合併。また、ヤマダファイナンスサービスとベストクレジットサービスの吸収合併に先立ち、ベストクレジットサービスをヤマダホールディングスの完全子会社とする予定だ。
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