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優しさがうれしい「カステラ」、焼き立てを一晩寝かせる台湾スタイルや高齢者向けのプリンのような食感も

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2021/01/31 12:00

 南蛮渡来で、日本では長崎で現在の姿となった和菓子「カステラ」。最近は、味や食感にこだわったさまざまな商品が登場している。そこで注目の一品をご紹介したい。

 老舗和菓子店 双葉屋(長崎県長崎市)と製菓製パン材料の卸売業を営む栗鷹物産(本社:長崎県諫早市)がタッグを組んで商品化したのが「KIMIだけにカステラ」。卵の黄身の割合を増やし、口当たりの良さを目指した「五三焼」をさらに発展させたもので、地元のブランド卵「桜卵」の黄身だけを使用している。試行錯誤の末に生み出された独自製法によって、これまでにない卵のコクと飲み物なしでも美味しくいただけるほどの究極の口当たりを実現。ネット通販での価格は4,080円(税込、半斤)。

 長崎県の歯科医師ら有志らにより開発され、現在みかど本舗(運営はミカド観光センター/長崎県雲仙市)から発売中の「なめらかすてら」は、意外なきっかけで開発された新商品だ。介護福祉士の国家試験には、咀しゃくや飲み込み機能低下など、えんげ障害を持つ高齢者にとって要注意の食品は何かという問いがあるが、その正解は「カステラ」だった。これは何としても改めたいと「ゆめカステラプロジェクト」がスタート。ゴールは、誰でも安心して食べることができる新しいカステラ作り。そして出来上がったのが、舌でつぶせてとろけるのが特徴の同商品だ。食感はプリンに似ているという。価格は4個入りで1,296円(税込)。

 最後は、台湾スタイルのカステラをご紹介。台湾甜商店(運営はグレイス/大阪府大阪市)の「甜カステラ プレーン」は、現地台湾で最もポピュラーな食べ方である冷蔵庫で一晩寝かせる手法を踏襲して仕上げられた甘さ控えめの一品。焼き立てを一晩寝かせると卵の風味が増し、そのまま口に運べば濃厚でまろやか、しっとりとした食感が楽しめるという。さらに電子レンジ(500ワット)で30秒程度加熱して、ふんわり感をプラスというのもおすすめだそうだ。日本の定番とは違うカステラとともに、ホッとひと息ブレイクタイム。一度は試しておきたい。価格は580円(税込)。

 シンプルで優しい味がカステラの魅力だが、これまでのイメージを変えるような新しいおいしさも味わえるようになってきた。自宅で温かいお茶やコーヒーと一緒に楽しんでみたい。

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