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資生堂、「TSUBAKI」などパーソナルケア事業を譲渡、PEファンドCVCと合弁事業化

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2021/02/05 10:00

 資生堂は、「TSUBAKI」や「SENKA」などをグローバルに展開するパーソナルケア事業について、新しい事業モデルの構築が必要だとして、対象事業を譲渡したうえで、同事業を運営する会社の株主として参画すると発表した。

 具体的には、対象事業を会社分割(吸収分割)により、資生堂と資生堂の子会社から、資生堂が新たに設立する株式会社(新会社)に対して承継させることを前提として、新会社の株式をCVC Capital Partnersが投資助言を行うファンドが出資をしている法人であるOriental Beauty Holdingに譲渡する。その後、新会社やOriental Beauty Holdingを含む対象事業の運営会社の株主として、対象事業を合弁事業化し、協力していくことについて正式契約を結んだ。

対象事業のうち、国内事業については、資生堂と完全子会社である資生堂ジャパン(SJ社)およびエフティ資生堂(FTS社)から吸収分割の方法によって、2021年7月1日を効力発生日として新会社に承継させたのち、同日付で、新会社の全株式をOriental Beauty Holding(OBH社)に譲渡する予定

対象事業のうち、国内事業については、資生堂と完全子会社である資生堂ジャパン(SJ社)および
エフティ資生堂(FTS社)から吸収分割の方法によって、2021年7月1日を効力発生日として新会社に
承継させたのち、同日付で、新会社の全株式をOriental Beauty Holding(OBH社)に譲渡する予定

 資生堂は、2020年8月に新中期経営戦略の概要を発表しており、その中で、抜本的な経営改革(トランスフォーメーション)の実行とともにスキンビューティー領域をコア事業として、2030年までにこの領域における世界のNo.1企業になることを目指している。また、売上拡大による成長重視から、収益性とキャッシュフロー重視の経営へと転換し、原価・販売管理費の改革によって、2023年に営業利益率15%の達成を目標としている。

 CVC Capital Partnersは1981年に創業し、世界23拠点に展開するプライベートエクイティファンド。新会社は、同社からグローバルにおける化粧品・リテール業界経験者などの人的支援、豊富な資金力を背景にした積極的な成長投資を受け、将来的な株式上場も視野に入れている。

 資生堂は対象事業の独立を支援するために、Oriental Beauty Holdingの完全親会社である株式会社Asian Personal Care Holdingの株式の35%を取得して合弁事業化し、CVCと協力して対象事業を運営する。

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