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コロナ以降「キャッシュレス利用が増えた」47.7% 中でも「QRコード決済アプリ」の利用率が大幅増

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2021/02/13 11:00

 株式会社電通は、全国の20歳から69歳の男女500名を対象に「コロナ禍での生活者のキャッシュレス意識に関する調査」を実施し、その結果を1月29日に発表した。調査時期は2020年12月24日から25日。

 2020年3月に新型コロナで緊急事態宣言が発令されて以降、支払いや買い物に占めるキャッシュレス決済比率がどのように変化したかを聞くと、47.7%が「コロナショック以降、支払いや買い物でキャッシュレス決済の比率が増えた」と回答した。「キャッシュレス決済の利用比率は変わらない」は52.3%だった。

 キャッシュレス決済が増えた金額帯を複数回答で聞くと、「1,000円超~5,000円以下」が48.0%で最も多く、「500円超~1,000円以下」が41.0%、「300円超~500円以下」が25.8%、「100円超~300円以下」が19.5%、「100円以下」が9.7%など、小額決済のキャッシュレス化が進んでいた。そのほかの回答は、「5,000円超~1万円以下」が23.4%、「1万円超~5万円以下」が14.7%など。

 キャッシュレス決済利用時に重視する点を複数回答で聞くと、「ポイント特典」が58.5%、「使える場所が多い」が45.5%、「支払いのやりとりが速くすむ」が43.3%、「小銭など現金での支払いに面倒を感じなくて済む」が39.5%だった。「ウイルス・細菌感染の恐れがなく清潔に支払いができる」は15.3%だった。利用者がスピードや小銭などの面倒さの回避でキャッシュレスを活用している様子がうかがえる。

 一方、株式会社インフキュリオンは、全国の16歳から69歳の男女5,000名を対象に「決済動向2020年12月調査」を実施した。調査期間は2020年12月4日から7日にかけて。

 2020年12月のキャッシュレス手段別の利用率を調べると、「クレジットカード」が79%、「電子マネー」が60%、「QRコード決済アプリ」が51%、「ブランドデビット」が15%、「ブランドプリペイド」が9%だった。

 2019年3月の利用率を見ると、「クレジットカード」が78%、「電子マネー」が49%、「ブランドデビット」が12%、「ブランドプリペイド」が10%で大きな変化はなかった。他方、「QRコード決済アプリ」は12%だったことから、2019年から2020年にかけて利用率が大きく伸びたことが分かる。

 1年間でキャッシュレス決済サービスを利用したことのある場所を複数回答で聞くと、「クレジットカード」はスーパーや百貨店(各57%)、家電量販店(51%)などさまざまな場所で幅広く利用されていた。

  他方、コンビニでの利用率は「クレジットカード」が35%だったのに対し、「QRコード決済アプリ」が73%、「電子マネー」が64%、「ブランドプリペイド」が53%で、QRコード決済アプリなどは生活必需品を購入する場所で多く利用されていた。

 キャッシュレス決済サービスが拡充されている中、特にQRコード決済アプリを中心に利用者が増加しているようだ。

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