MONEYzine(マネージン)

テーマ別に探す

宅配便、大手宅配便各社の取扱数が増加 一方、置き配の認知度は85.6%も利用率は30.8%

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
2021/02/13 12:00

 ヤマトホールディングスが2月4日に発表した「2021年1月 小口貨物取扱実績」によると、1月の宅配便の取扱実績は前年同月比22.9%増の1億6,327万1,550個だった。

 内訳は「宅急便・宅急便コンパクト・EAZY」が同13.9%増の1億3,527万1,140個、「ネコポス」が同99.0%増の2,800万410個。また、2020年12月の宅配便の取扱実績は同18.6%増の2億5,844万490個だった。

 また、SGホールディングスグループが2月5日に発表した「2021年1月 デリバリー事業の取扱個数実績」によると、1月の取扱個数は前年同月比7.2%増の1億700万個だった。内訳は「飛脚宅配便」が同7.5%増の1億300万個、「その他」が同0.1%減の400万個。また、2020年12月の取扱個数は同12.0%増の1億3,800万個だった。eコマース市場の拡大により、「BtoC」の荷物が引き続き増加した。

 日本郵政グループが1月29日に発表した「2020年12月 期郵便物・荷物の引受物数」によると、2020年12月の「ゆうパック」の引受数は前年同月比4.6%増の1億831万9,000個だった。大手宅配便各社の取扱量は増加傾向にあるようだ。

 一方、MMD研究所は、全国の18歳から69歳の男女を対象に「ECサイトの配送に関する調査」を実施し、その結果を2月2日に発表した。調査期間は1月6日から15日、調査対象者数は4,373名。

 ECサイト利用経験者3,812名に、利用したことがある荷物の受け取り方法を複数回答で聞いたこところ、「自宅での対面受け取り」が85.4%で最も多かった。以下、「置き配(玄関や自転車かごの中)」30.8%、「コンビニなど店舗での受け取り」28.7%、「自宅・マンションなどの据え置き宅配ボックス」21.9%、「配送業者の営業所で受け取り」21.6%、「職場での受け取り」11.3%、「駅など公共の場にある宅配ロッカー・ボックス」が7.9%だった。

 そこで、ECサイトでの荷物の受け取り方法で、自宅での対面受け取り経験者3,256名を対象に再配達になる頻度を聞いたところ、「ほぼ毎回再配達になる」は5.7%、「半分ほど再配達になる」は14.5%、「再配達にたまになる」は66.5%となり、再配達になると回答した人は合わせて86.7%となった。「再配達になることはない」は12.0%だった。

 なお、対象者全員の置き配の認知度を調べると、「知っている」が59.4%、「名前だけ聞いたことがある」が26.2%で、認知度は85.6%だった。「知らない」は14.4%。

 宅配便の取扱量が増加傾向にある中、再配達になるケースは多い。再配達問題の解決策とされている置き配の認知度は高いものの、実際に利用する人は約3割にとどまっているようだ。

【関連記事】
在宅時もベンリ、子育て世帯で活躍する「宅配ボックス」と「置き配バッグ」
ネット通販、1回の購入は2,000円~4,000円が最多 62.3%が即日配送や翌日配送サービスを利用
食器洗機や宅配ボックスもポイントの対象に、上手に利用したい住宅リフォームの負担軽減措置

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク


All contents copyright © 2007-2021 Shoeisha Co., Ltd. All rights reserved. ver.1.5