ファミリーマートは、電子マネー「FamiPay」の新サービスとして、「FamiPay翌月払い」と「FamiPayローン」を2021年夏以降、開始する予定だと発表した。いずれも利用の際には本人確認や銀行口座の登録が必要で、事前の審査がある。
「FamiPay翌月払い」は、「FamiPay」の残高が不足している場合でも、買い物や公共料金等の支払いを可能とするサービス。最大10万円までの範囲でチャージの手間なく利用が可能となり、翌月以降にまとめて支払うことが可能。
「FamiPayローン」は、手持ちの資金が不足している場合など、借入れを希望する人を対象としたサービスで、ファミペイアプリからの申し込みによって、利用者の銀行口座への入金が可能となる。
いずれのサービスもファミマデジタルワンが提供。「FamiPay翌月払い」は、今春の施行が予定されている改正割賦販売法における登録少額包括信用購入あっせん業者へ、同社が事業者登録を行なったうえでサービスを開始する。
これらのサービス提供は、新生フィナンシャルとセカンドサイトとの協業によって行い、ファミリーマートの購買データと協業各社のノウハウや分析力を掛け合わせて、新たな与信の仕組みを構築する。
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