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コロナ禍の転職、「年収が減る可能性大」60.9% 感情は「不安」や「あきらめ」が増加

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2021/02/20 11:00

 株式会社学情は、運営する20代専門の転職サイト来訪者493名を対象に「緊急事態宣言を受けた緊急アンケート調査 2021年1月版」を実施し、その結果を1月27日に発表した。調査期間は年1月8日から19日。

 緊急事態宣言の発出で、転職において意識が変化した点を複数回答で聞くと、最も多かったのは「テレワークの有無を確認するようになった」の33.1%で、2020年4月の前回調査の40.0%から減少したものの引き続きトップとなった。以下、「転職を希望する業界や業種を見直した」(25.4%)、「身に付くスキルを重視するようになった」(24.7%)、「年収を重視するようになった」(23.1%)が続いた。「特に変化したことはない」は25.8%だった。

 また、前回調査では2位にランクインした「転職時期を見直した」は、22.3ポイント減少して14.8%となった。回答者からは「厳しい状況のなかで転職活動を成功させることができたら、その後の自信になると思う」「Web面接などを活用して選考に参加したい」といった声があり、Web面接・説明会などを利用して転職活動を継続している人も多かった。

 転職によって年収が下がる可能性があるかを聞くと、「下がる可能性があると思う」と回答した人は60.9%を占め、前回調査の47.7%から13.2ポイント上昇した。新型コロナ感染症拡大が続く中、転職希望者は収入の減少を感じつつ活動を続けている様子がうかがえた。

 一方、株式会社ジェイフィールは、全国の会社員310名を対象にコロナ禍で変化した「コミュニケーション・組織・感情」に関わるアンケートを実施し、その結果を1月27日に発表した。調査対象者は、従業員数300人以上の民間企業で3年以上働いているオフィスワーク勤務の正社員で、最近1年以内にテレワーク経験がある人。調査時期は1月7日から8日。

 コロナウイルス感染拡大による感情変化を複数回答で聞くと、2020年4月に実施した前回調査(N=287名)では、「新しいことにチャレンジしようという気持ち」(50.9%)、「最後には誰かがやってくれる、なんとかしてくれるという気持ち」(39.7%)、「自分が引っ張っていくという感じ」(36.9%)、「不安な気持ち」(35.9%)が上位にランクインした。

 しかし、1月の今回調査では「不安な気持ち」(68.4%)、「なんとしても、この状況は変わらないという気持ち」(64.2%)、「なんとなく重い、やる気がでないという気持ち」(62.3%)、「お互い支えあおう、助け合おうという気持ち」(55.2%)が上位にランクインした。

 新型コロナ感染の拡大当初は、環境の変化をチャンスと考える前向きな気持ちが見られたものの、感染拡大の長期化で不安やあきらめの気持ちを抱く人が増えているようだ。

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