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コロナ禍でペットを飼う人が増加 1カ月の費用は犬9,360円、猫6,673円など

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2021/02/27 13:00

 楽天インサイト株式会社は、全国の20歳から69歳の男女1,000名を対象に「ペットに関する調査」を実施し、その結果を2月15日に発表した。調査時期は1月5日と6日。

 現在のペット飼育状況を複数回答で聞くと、飼っているペットは「犬」(13.2%)、「猫」(11.0%)、「淡水魚」(4.5%)が上位にランクインした。他方、「現在ペットを飼っていない」と回答した人は69.2%だった。

 ペットを飼い始めた時期(複数いる場合は、一番新しいペットについて)を聞くと、62.4%が2017年以前から飼育していたものの、2018年が8.4%、2019年が9.3%、2020年が19.9%で、2020年以降にペットを飼い始めた人が2018年と2019年を10ポイント以上上回った。また、2020年4月以降にペットを飼い始めた人は16.3%で、コロナ感染症が拡大を始めてからペットを飼い始めた人も多かった。

 ペットを飼っている人に、エサ・グッズ・おもちゃ・電気水道光熱費・病院代などすべてを含めた1カ月あたりにかかる費用を聞いた。一番多かった金額帯は犬(N=132)が「5,001円~1万円」(34.1%)、猫(N=110)が「3,001円~5,000円」(31.8%)、淡水魚(N=45)が「1,000円以内」(68.9%)で、ペット1匹あたりにかかる費用の月平均額は、犬が9,360円、猫が6,673円、淡水魚が1,011円だった。

 犬あるいは猫を飼っている人に、ペット保険の加入状況を聞くと、犬を飼っている人(N=132)の41.7%、猫を飼っている人(N=110)の20.9%が「現在加入している」と回答した。そのほかの回答は、「現在加入していないが、過去に加入したことがある」は犬が8.3%で猫が6.4%、「加入したことはないが、検討している」は犬が19.7%で猫が23.6%、「加入したことがなく、検討もしていない」は犬が30.3%で猫が49.1%だった。

 一方、ペットの予防医療の啓発・普及活動を展開する獣医師団体Team HOPE(チームホープ)は、犬と猫の飼い主412名を対象に、「ペットの健康管理に関する実態調査」を実施し、その結果を2月17日に発表した。

 ペットの犬や猫の健康診断の受診状況を調べると、「定期的に受診」と「受診経験はある」が39%、「受診したことはない」が22%だった。定期的に受診している飼い主の割合は2019年の42%から減少したものの、2016年の31%から増加傾向にある。また、ペットの種類別では、定期的に受診しているのは犬が44%、猫が34%だった。

 健康診断を定期的に受診していると回答した飼い主(N=160)にその頻度を聞くと、「1年に2回程度」が44%、「年に1回程度」が54%、「2~3年に1回以下」が1%だった。「1年に2回程度」と回答した飼い主の割合は2017年が30%、2018年が37%、2019年が41%で、受診頻度を増やす飼い主が増えていた。健康診断の受診項目について該当するものを複数回答で聞くと、「問診」と「触診」が85%、「視診」が81%、「血液検査」が60%、「聴診」が57%などとなった。

 最後に、全員にペットの健康診断に関する考え方を複数回答で聞くと、「手頃な価格なら健診を受けさせたい」が47%で最も多くなる一方、「お金がかかっても健康のために健診を受けさせたい」が43%で2位にランクインした。そのほかの回答は、「どのような検診内容が有効か知りたい」が27%、「人の検診のようにいろいろな検診を受けさせたい」が11%、「今はペットが健康だから必要ない」と「健診に行く時間がない」が10%だった。

 コロナ禍で自宅にいる時間が長くなり、ペットを飼う人が増えている。そしてペットの健康診断は必要性は感じているものの、費用面から躊躇している人も多いようだ。

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