MONEYzine(マネージン)

テーマ別に探す

アルバイト市場、1月の平均時給は1,095円 前年と同等以上のアルバイト採用予定企業は67.8%

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
2021/03/06 12:00

 株式会社リクルートジョブズの調査研究機関 ジョブズリサーチセンターは2月10日、「2021年1月度 アルバイト・パート募集時平均時給調査」の結果を発表した。調査は同社が企画運営する求人メディアに掲載された求人情報をもとに、アルバイト・パートの募集時平均時給を集計したもの。

 三大都市圏(首都圏・東海・関西)の1月の平均時給は1,095円で、前月の1,100円を下回ったものの、前年同月の1,082円を13円上回った。職種別では、「事務系」が前年同月比28円増の1,155円、「専門職系」が同27円増の1,201円、「営業系」が同47円増の1,339円で、3職種でプラスとなった。

 一方、株式会社マイナビは、直近1年以内にアルバイト採用業務に携わった会社役員・自営業含む20歳から69歳の会社員1,527名を対象に「アルバイト採用活動に関する企業調査」を実施し、その結果を1月14日に発表した。調査期間は2020年11月26日から12月1日。

 2020年のアルバイト人材について、人材不足と回答した企業の割合は56.3%で、前年調査の70.2%から13.9ポイント減少した。2018年は68.7%だった。人材不足と回答した企業の割合を職種別に見ると、「警備・交通誘導」では80.4%となり、前年の72.9%を上回って、全業種の中で唯一アルバイトの不足感が増加した。

 他方、「パチンコ・カラオケ・ネットカフェなどの販売・接客」は前年比28.4ポイント減少して41.1%に、「ホテル・旅館などの接客」は同27.6ポイント減少して52.8%になり、コロナ禍で不足感が大幅に低下した。

 また、不足感が強かったエッセンシャルワーカーでは、「コンビニ・スーパーなどの販売・接客」が同21.7ポイント減少して61.6%に、「介護」が同8.9ポイント減少して62.6%に低下したものの、依然として6割を超える事業者がアルバイトの不足感を感じていた。

 2021年のアルバイトの採用予定数を聞くと、2020年より「増やす予定」が26.4%、「変わらない予定」が41.4%で、67.8%が2020年と同等以上の採用を予定していた。「2020年より減らす予定」は6.3%、「アルバイト採用は行わない予定」は7.7%で、「わからない」は18.3%だった。

 また、2020年と同等以上の採用を予定している企業の割合を業種別に見ると、「ビル管理・メンテナンスなどの清掃」が79.1%、「コンビニ・スーパーなどの販売・接客」が75.0%、「介護」が74.8%、「警備・交通誘導」が74.5%で高かった。割合が低かったのは、「その他小売・サービスなどの販売・接客」の55.9%、「ホテル・旅館などの接客」の59.4%などだった。

 コロナ禍で大きな影響を受けた業種はあるものの、7割弱の事業者が今年のアルバイトを2020年と同等以上採用する予定を立てているようだ。

【関連記事】
6月のアルバイト・パート平均時給は1,095円、2月から5カ月ぶりに増加
7月のアルバイト平均時給は1073円、コロナ禍で職場探しは「安全・近場・短時間」を重視
1月の派遣平均時給はプラスも求人数は前年比2割減 一方、派遣社員の73%が「働き方に満足している」

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク


All contents copyright © 2007-2021 Shoeisha Co., Ltd. All rights reserved. ver.1.5