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正社員の採用予定企業数、2021年度は55.3%に低下 2022年新卒採用は「前年並み」が最多

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2021/03/27 13:00

 帝国データバンクは全国の企業2万3,702社を対象に「2021年度の雇用動向に関する企業の意識調査」を実施し、その結果を3月15日に発表した。調査期間は2月12日から28日で、1万1,073社から有効回答を得た。

 2021年度(2021年4月~2022年3月入社)の正社員の採用予定を聞くと、「採用予定がある」が55.3%で前回調査(2020年2月)から3.9ポイント減少した。採用予定があると回答した企業が前年を下回るのは3年連続。「採用予定はない」は32.5%で同4.7ポイント増加し、「分からない」は12.2%だった。

 企業の規模別では、「大企業」が79.5%(同3.4ポイント減)で高水準ながらも8年ぶりに8割を下回ったほか、「中小企業」が50.2%(同3.4ポイント減)となり、企業の規模を問わず正社員の採用に慎重な姿勢を示した。

 2021年度の正社員の採用見込みを新卒社員と中途社員に分けて聞くと、新卒社員は「採用予定がある」が39.1%で、内訳は「増加する」が12.2%、「変わらない」が20.1%、「減少する」が6.7%となった。「採用予定はない」は48.3%、「分からない」は12.7%だった。中途社員は「採用予定がある」が45.0%で、内訳は「増加する」が16.8%、「変わらない」が23.0%、「減少する」が5.3%となった。「採用予定はない」は35.0%、「分からない」は20.0%だった。

 一方、株式会社マイナビは、新卒採用実績のある国内企業2,142社を対象に「マイナビ2022年卒 企業新卒採用予定調査」を実施し、その結果を3月17日に発表した。調査期間は2月1日から20日。

 2022年卒の新卒採用予定数を聞くと、「大学(文系)」では「増やす」が13.5%、「前年並み」が57.0%、「減らす」が8.4%、「未定」が10.6%、「なし」が8.2%だった。

 「大学(理系)」では「増やす」が17.3%、「前年並み」が59.1%、「減らす」が6.9%、「未定」が10.6%、「なし」が4.2%。「大学院(理系)」では「増やす」が8.9%、「前年並み」が48.3%、「減らす」が5.6%、「未定」が18.6%、「なし」が16.4%だった。

 2021年度の正社員採用は企業の多くに慎重な姿勢が見られた。2022年卒の大学生・大学院生も、前年と同様に厳しくなる可能性がありそうだ。

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