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SaaSの定期収入を現金化するPipeが5000万ドル調達、パリハピティヤ氏やベニオフ氏も出資

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2021/04/09 08:00

 SaaS企業の定期収入をトレードするプラットフォームを運営するPipe Technologies(以下、Pipe)は、3月9日に戦略的エクイティファンディングで5,000万ドルを調達した。

 ジム・パロッタ氏のRaptor Group、SiemensのNext47が主導したラウンドには、Shopify、Slack、HubSpot、Oktaのほか、特別買収目的会社(SPAC)の投資家として知られるチャマス・パリハピティヤ氏、Salesforce.com会長兼CEOのマーク・ベニオフ氏らも参画。これによって同社の調達額は6,600万ドルに達している。今回調達した資金は、グローバルでの事業拡大、投資家を含む新たなパートナーシップの構築に使われる。

 PipeはSaaS企業の経常収益をキャッシュフローに変えるプラットフォームとして2020年2月にβ版を発表。同年6月に一般公開された。

 SaaS企業は、月(Monthly Recurring Revenue:MRR)、年(Annual Recurring Revenue:ARR)などの定期的な収入が発生するが、Pipeは企業と投資家が利用可能なプラットフォームを通じて、これらの経常収益を前払い可能な資金に変換する。SaaS企業はビジネス成長のためにキャッシュフローを得る一方、投資家はSaaSの経常収益契約への投資が可能になる。

 Pipeのプラットフォームで取引可能なARRは10億ドルを超えており、2021年第1四半期には数千万ドルが取り引きされた。現在では、SaaS、ストリーミングサービス、通信事業者、D2C事業者など3,000社以上の企業がプラットフォームに登録している。

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