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米スターウッド・キャピタル、J-REITのインベスコを買収、非公開化を目指す

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2021/04/06 11:00

 スターウッド・キャピタルは、同社が管理運営する101投資事業有限責任組合とその他5つの投資ビークル(以下、共同保有者)が、2021年3月26日付けで、インベスコ・オフィス・ジェイリート投資法人の投資口の約5.07%を共同して取得したことを公表した。公開買付けによってインベスコ・オフィス・ジェイリート投資法人の経営権を取得し、同投資法人を非公開化することが目的だとしている。共同保有者は、公開買付価格を対象者投資口1口当たり20,000円に定める意向を示している。

 提案予定の公開買付価格は2020年10月期決算で開示された1口当たり純資産額(NAV)17,684円を上回る水準で、インベスコ・オフィス・ジェイリート投資法人の投資主は、過去1か月の終値単純平均値および3か月の終値単純平均値に対して、それぞれ14.68%および23.71%のプレミアムを取得する。

 スターウッド・キャピタルは主に世界の不動産、エネルギー・インフラストラクチャー、石油やガスなどに注力する投資運用会社。同社は、新型コロナウイルスの感染拡大によって生じたオフィス物件需要の構造的混乱と、グローバル市場が直面する短中期的な価格変動性が生じるおそれの中で、十分な資本力の裏付けをもって非上場化された投資法人のほうが、賃貸契約の改定・更新、資本構造の最適化、資本集約的な資産運用方針の採用といった問題に積極的に取り組むことができるとしている。

 一方、インベスコ・オフィス・ジェイリート投資法人は、スターウッド・キャピタルの動きについて、事前に連絡もなく、一方的かつ突然に行われたものだとして、公開買付けが実施された場合、内容を精査してあらためて見解を公表するとしている。

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