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コロナで「年収が減った」29% 転職したい理由は「働き方・勤務スタイルの変更」

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2021/04/17 12:00

 株式会社モニタスは株式会社リブと共同で、「コロナ禍1年経過後における働く意識・実態調査」を実施し、その結果を3月24日に発表した。調査対象は2020年2月時点で会社員(正社員・契約社員・派遣社員)だった20歳から64歳の1,054名、調査期間は2月12日から17日。

 昨年の2月以降(コロナ後)の収入の変化について聞くと、60.1%が「変わらない」と回答する一方、29.1%が「減った」と回答した。「増えた」は6.0%、「答えたくない」は4.8%。コロナ後の収入が「減った」と回答した307名にその程度を聞くと、「生活に支障なし」が64.2%、「生活に支障あり」が35.8%で、大きな影響を受けていた人も少なくなかった。

 コロナ後の収入が減少した人の割合を職種別にみると、「販売・飲食・サービス関連職」が41.0%で最も高く、製造業や建築作業などの「技能工系技術職」が38.6%、各種エンジニアや研究開発などの「オフィス系技術職」が33.9%で続いた。そのほかは、「管理・事務・企画」と「営業職」が29.6%、「医療・福祉関連職」が13.5%。

 現在の転職意向について聞くと29.5%が転職意向を持っており、その内訳は「1年以内に転職するつもり」が14.4%、「コロナ次第で転職を検討する」が15.1%だった。転職意向者の割合は20代男性の42.4%、20代女性の41.7%など若い世代ほど高く、50代以上男性の21.4%、50代以上女性の15.1%など、年代が上がるにつれて低くなった。

 転職したい主な理由を聞くと、「働き方・勤務スタイルを変えたいから」が18.2%で最も高く、以下、「キャリアアップ・年収アップしたいから」が16.5%、「業界、会社の業績・先行きに不安があるから」が15.5%、「もっとチャレンジしたい・成長したい」が12.5%、「給与・ボーナスが減ったから」が12.1%で続いた。

 一方、株式会社ビズヒッツは、転職経験がある500名(男性173名・女性327名)を対象にアンケート調査を実施し、その結果をもとに「転職先の条件で妥協したことランキング」を3月30日に発表した。調査時期は2月26日から27日。

 転職するにあたり、条件で妥協した点があるか聞くと、79.2%が「ある」と回答した。妥協した点がある396名にその内容を複数回答で聞くと、最も多かったのは「給与・報酬額」の173名で、「転職して収入が減ってしまった」「年収アップを狙ったが、希望額に届かなかった」などのコメントが寄せられた。

 希望に合わない条件でも妥協して就職した理由を聞くと、「他の希望条件を優先した」が221名で最も多かった。以下、「早く転職したかった」が51名、「妥協しないと転職できなさそうだった」が38名、「他に求人・転職先がなかった」が26名で続いた。

 転職の際には多くの人が何かしら妥協している様子がうかがえる。スムーズに転職するには、希望条件にあらかじめ優先順位をつけておくのがよさそうだ。

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