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住まい探し、「コロナで検討を一旦休止」28.3% 購入経験者の後悔は「内見物件数が少なかった」

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2021/04/17 12:00

 野村不動産アーバンネット株式会社は、同社の不動産情報サイトの会員2,181名を対象に「住宅購入に関する意識調査 第20回」を実施した。調査時期は1月15日から31日。

 新型コロナが住まい探しに与えた影響を調べると、「影響なし・引き続き探している」が53.2%(前回51.1%)、「検討を始めるきっかけとなった」が10.0%(同8.9%)でともに2020年9月の前回調査からわずかながら上昇した。「検討を中止した」は8.5%(同10.3%)、「検討を一旦休止・様子見をする」は28.3%(同29.7%)だった。

 引き続き探している理由には「家族が増えるため住みかえが必要」「特にコロナで大きく生活が変わることがなかったため」などが、検討を中止した理由には「コロナによる経済動向を見たいから」などが、検討を一旦休止して様子見する理由には「リモートワークが進み、会社の近くに引っ越すモチベーションが下がった」などがあった。

 新型コロナが住まい探しの希望条件に与えた影響を調べると、検討条件を「変えていない」が59.9%(前回60.7%)を占める一方、「変更した」は11.0%(同10.5%)となった。「どちらともいえない」は28.0%(同27.7%)。予算以外の希望条件を変更した人にその内容を聞くと「エリア」が32.6%(同27.5%)で最も多く、以下、「広さ」が23.0%(同20.2%)、「間取り」が18.4%(同21.1%)、「沿線(交通アクセス)」が12.1%(同12.8%)で続いた。

 購入予算について聞くと「予算を抑制した」は13.3%(同13.3%)にとどまり、「特に変更していない」が83.5%(同84.8%)を占めた。「予算を増やした」は3.2%(同1.9%)だった。

 一方、GoodNeighbor株式会社は、戸建て住宅の購入経験がある30代から40代の子持ちの既婚者1,063名を対象に「引越し前の準備に関する実態調査」を実施し、その結果を3月31日に発表した。調査日は3月9日。

 引越し前にリサーチしたことを複数回答で聞くと、「住宅価格」が66.8%で最も多く、以下、「間取り」(64.7%)、「立地条件」(59.8%)、「地域の治安の良さ」(27.1%)、「実際の住み心地について」(17.5%)の順で続いた。

 今後引越しする際にリサーチしておきたいものを同様に聞くと、「住宅価格」が69.5%、「間取り」が67.9%、「立地条件」が65.8%で上位のランキングに変化はなかった。しかし、「騒音や近隣トラブルの有無」が42.3%で5位にランクインし、引っ越し前にリサーチした人の割合12.6%を大きく上回った。また、「地域ルール、自治会ルールの有無」も35.2%で、同9.5%を上回った。

 住まい選びで後悔していることを複数回答で聞くと、「内見した物件数が少なかったこと」が27.7%で最も多かった。以下、「物件の周辺環境のリサーチ不足」が19.3%、「立地条件や間取りだけで選んでしまったこと」が18.2%、「地域のことを良く調べなかったこと」が17.2%、「土地勘のある友人や知人に聞かなかったこと」が15.4%で続いた。具体的なコメントには「自治会の事を調べてなかったから引っ越した後に大変だった」「もっと複数のハウスメーカーから見積もりをとればよかった」などがあった。

 住まい選びで後悔しないためには、より多くの物件を内見するとともに、周辺環境などもしっかりチェックしておく必要がありそうだ。

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