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国内旅行、6カ月以内に「予定あり」69% 海外旅行は「世界的に落ち着くまで行かない」60%

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2021/05/01 11:00

 株式会社J.D.パワージャパンは、20歳から69歳の国内居住者2,000名を対象に「2021年新型コロナウイルスと旅行意向に関する調査」を実施し、その結果を4月20日に発表した。調査期間は4月1日から5日。

 過去1年間の宿泊を伴う旅行経験者の割合は29%で、前年6月調査時の62%を大きく下回った。内訳(複数回答可)は、プライベート目的で旅行をした人が27%、ビジネス目的で旅行・出張をした人が6%だった。

 今後の予定を聞くと、今後6カ月以内に宿泊を伴う旅行の予定がある人の割合は69%で、前年6月調査時の58%を上回った。内訳は、プライベート目的の旅行を予定している人が54%、ビジネス目的で旅行する予定の人が10%、プライベート・ビジネスのどちらの目的でも旅行の予定がある人は5%だった。

 なお、今後6カ月以内に旅行する予定のない人にその理由を複数回答で聞くと「新型コロナウイルスの感染が心配」が54%、「感染拡大に伴う移動や出入国制限が改善するとは思わない」が42%で、主要な理由となっていた。そのほかは、「仕事や家族の都合で旅行できない」が14%、「旅行する経済的余裕がない」が13%、「自分の雇用状況がどうなるのか心配」が3%だった。

 一方、株式会社JTB総合研究所は「コロナ禍におけるこれからの日本人の海外旅行意識調査」を実施し、その結果を3月30日に発表した。調査対象は全国15歳以上の男女1万2,142名、調査時期は2月4日から7日。

 今後数年間の海外旅行の意向を聞くと、「海外旅行に行く頻度、回数は増やしていきたい」が10.1%、「海外旅行はしていなかったがこれからは行きたい」が14.3%で、双方を合算した「積極派」は24.4%となった。

 他方、「海外旅行に行く頻度、回数は減らす」が11.9%、「これまで海外旅行はしていたが、今後は行かない」が11.3%で、双方を合算した「消極派」は23.2%で、積極派と消極派がほぼ同数となった。「海外旅行の頻度は変わらない」は14.8%、「これまでも海外旅行はしていないし、今後も行かない」は37.5%だった。

 2017年から2020年の間に海外旅行の経験があり、今後数年間に海外旅行したいと考えている2,187名に海外旅行再開に対する気持ちや考え方を聞くと、「世界的に新型コロナが落ち着くまでは行かない」が60.4%を占めた。

 また、海外旅行の再開のきっかけが何になるのか複数回答で聞くと「新型コロナに対する効果的な治療薬が見つかれば」が40.4%で最も多く、以下、「新型コロナの感染者数が減少してきたら」が37.6%、「訪問したい国が安全宣言を行えば」が31.6%で続いた。

 コロナ禍で国内で宿泊を伴う旅行を予定している人はいるものの、海外旅行に関しては、世界的に落ち着くまでは行かないと考える人が多いようだ。

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