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「SDGs」の認知率が54.2%に上昇 最も意識されている行動は「レジ袋の持参」

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2021/05/15 13:00

 株式会社電通は、全国の10代から70代の男女1,400名を対象に、「第4回 SDGsに関する生活者調査」を実施し、その結果を4月26日に発表した。調査期間は1月22日から25日。

 SDGsとは「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称で、2015年9月の国連サミットで採択された。2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標で、17のゴール・169のターゲットから構成されている。17のゴールには「貧困をなくそう」「飢餓をゼロに」「ジェンダー平等を実現しよう」「安全な水とトイレを世界中に」「エネルギーをみんなに。そしてクリーンに」「気候変動に具体的な対策を」「海の豊かさを守ろう」などがある。

 SDGsの認知率を調べると54.2%で、第3回調査(2020年1月)の29.1%からほぼ倍増した。ただ、「内容はわからないが名前は聞いたことがある」は33.8%で、「内容まで含めて知っている」は20.5%にとどまった。

 SDGsに関する商品やサービスの利用意向を複数回答で聞くと、もっとも多かったのは「レジ袋を使わずに済むよう持参する買い物袋等」の64.5%だった。以下、「型落ち品、新古品、傷物、不揃いのような機能的には問題のない訳あり品」(36.9%)、「自分の必要な分だけ購入できる量り売り」(35.5%)、「家にある不用品を簡単に取引できるインターネットのフリマやオークション」(33.2%)などが続いた。

 また、就業者に積極的にSDGsに取り組む企業のイメージを聞くと、「社会からの信頼」が68.0%、「社員の会社への愛着」が45.6%、「優秀な人材の確保」が45.0%となった。企業が取り組むSDGs活動に対し、74.9%が「活動を知るとその企業のイメージが良くなる」と回答した。SDGsに取り組むことは、企業のイメージにも影響すると考えられているようだ。

 一方、スターツ出版株式会社が運営する「OZmall」は、読者864名を対象にサステナブルな取り組みについてアンケート調査を実施し、その結果を4月1日に発表した。調査期間は3月18日から25日。

 SDGsの取り組みについて聞くと、「とても関心がある」が11.8%、「まあまあ関心がある」が56.0%、「あまり関心がない」が22.9%、「全く関心がない」が9.3%となった。また、普段おこなっている行動を聞くと、「買い物にはマイバッグを持っていく」(75.9%)、「普段の食べ物を無駄にしない」(64.7%)、「照明をこまめに消す」(62.6%)、「資源ゴミをリサイクルに出す」(54.5%)、「エアコンの設定温度に気をつける」(51.3%)の順で多かった。

 多くの人がSDGsに関心を持ち、認知度も高まっているものの、内容を十分に理解していない人もいた。一層の普及には、SDGsの理解をさらに深める必要がありそうだ。

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