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4月の倒産件数は過去最少、「不動産業」は全業種で唯一増加

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2021/05/14 08:00

 帝国データバンクは、2021年4月における負債1,000万円以上の法的整理について集計を行った。倒産件数は489件(前年同月比35.5%減)と、4月としては過去最少となった。また、負債総額は799億9,000万円と、2020年では負債総額最大だった前年同月からの反動もあり前年同月比50.5%の減少となった。

 倒産件数を業種別にみると、7業種中6業種で2ケタ減と大幅に前年同月を下回っている。卸売業(58件、前年同月比41.4%減)は10か月連続で減少し、2000年以降2番目の低水準となった。製造業(62件、同20.5%減)は9か月連続で減少。一方、不動産業(18件、前年同月比12.5%増)は全業種中で唯一増加している。

 主因別にみると、「不況型倒産」の合計は377件(前年同月比38.6%減)と、9か月連続で前年同月を下回っており、構成比は77.1%(同3.9ポイント減)。負債規模別では、負債5,000万円未満の倒産は297件(前年同月比32.7%減)で、構成比は60.7%。

 地域別では全地域で前年同月比2ケタ減となり、関東(185件、前年同月比21.3%減)は9か月連続の減少。近畿(126件、同35.1%減)は、全府県で2ケタ減。九州(34件、同40.4%減)は過去最長の連続減少期間が続いている。

 負債額最大の倒産は、再生可能エネルギー事業への投資仲介を手がけていたグリーンインフラレンディング(東京都、破産)の約128億円。

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