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資産形成、30.5%が「経済不況で始めた」 一方、コロナ禍で貯金額は増えた人は少数派

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2021/05/22 13:00

 プロパティエージェント株式会社は、投資商品を保有している20代から60代の1,062名を対象に「資産形成を始めるタイミングに関する調査」を実施し、その結果を4月28日に発表した。調査日は4月8日。

 資産形成の目的を複数回答で聞くと、「老後の資金のため」が70.5%で最も多く、以下、「余裕資金を活用するため」(51.1%)、「収入が減った際のリスクヘッジのため」(18.3%)、「経済の勉強のため」(13.1%)、「子どもの教育費のため」(11.0%)、「インフレ対策のため」(9.4%)などが続いた。年代別では20代のみ「余裕資金を活用するため」(41.9%)が最も多くなり、「老後の資金のため」と「収入が減った際のリスクヘッジのため」(32.3%)が同率で続いた。

 資産形成を検討し始めたきっかけを同様に聞くと、「経済不況(コロナショックを含む)の影響を受けて」が30.5%で最も多かった。以下、「第三者からのすすめ(家族・友人・ファイナンシャルプランナーなど)」(25.9%)、「就職・転職」(20.7%)、「結婚」(12.0%)、「定年退職」(10.6%)などが続いた。

 資産形成に対する満足度を聞くと、「とても良かった」が25.1%、「どちらかというと良かった」が43.7%で、7割以上の人が良かったと考えていた。「どちらともいえない」は26.3%、「どちらかというと良くなかった」は3.9%、「良くなかった」は1.0%だった。回答理由を聞くと、良かった理由では「資産を有効活用できているから」(46.3%)、「将来の経済的不安・心理的不安を払拭できたから」(17.7%)、「優待や配当金が受けられるから」(13.4%)などが多かった。どちらともいえない・良くなかった理由では「思うように資産が増えないから」(26.5%)、「大きな損失を出してしまったから」(12.4%)などが多かった。資産形成の満足度は、運用成績に比例するようだ。

 一方、東晶貿易株式会社が運営するマネーの空は、20歳から59歳の男女2,401名を対象に貯金についてアンケート調査を実施し、その結果を5月12日に発表した。調査期間は5月7日から9日。

 コロナ禍(2020年~)以降の貯金について聞くと、「変わっていない」が48.4%を占める一方、「増えた」が19.3%、「減った」が32.0%となった。貯金額が減った・変わらない理由について聞くと、「出費が増えた」が35.5%で最も多く、「収入が減った」が33.6%、「そもそも貯金をする習慣がない」が29.3%だった。

 なお、現在の貯金額を聞くと、「0円~25万円」が29.3%、「25万円~50万円」が8.1%、「50万円~75万円」が4.9%、「75万円~100万円」が7.9%、「100万円~200万円」が10.7%、「200万円~400万円」が11.1%、「400万円~600万円」が7.4%、「600万円~800万円」が12.5%、「800万円以上」が8.0%だった。

 コロナ禍では出費が増えたり、収入が減った人が多く、貯金が増えた人は少数派のようだ。

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