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余り糸で作る「残糸ソックス」続々 サステナブルな社会を目指す取り組み

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2021/05/30 11:00

 衣料品などの製造過程で、どうしても出てしまう余った糸「残糸(ざんし)」は、これまでは廃棄処分するケースが多かった。しかし、今はサステナブル(持続可能な発展)を目指す社会となった。そこで、環境や社会に配慮し、残糸を捨てずに再利用する「残糸ソックス」が続々と登場している。

 わざわざ(長野県東御市)製「わざわざの残糸ソックス」は豊富なサイズが揃っている。残糸は、同社が展開する普通のソックスを作る企業から出たものを使う。サイズは16センチから28センチまで用意されているので、残糸ソックスの持つ独特な味わいを、子供から大人まで楽しむことが可能となっている。価格は1,100円(税込、2足組)。

 イナバ(福岡県久留米市)の「残糸の足袋ソックス」は、熟練の技が光る。商品は老舗軍手メーカーである同社が、織物工場から出た残糸をもとに、自慢の編みの技術を駆使して仕上げられている。この技術により、指先の二股形状による高いグリップ力と、抜群のフィット感が得られるのが特徴となっている。価格は777円(税込、1足入)。

 六本松のくつした屋さん How’s That(福岡県福岡市)の「残糸ソックス」は色の組み合わせを楽しむことができる。自社工場で出た残糸がベースとなる同商品、販売の基本は1組で価格は1,540円(税込)。ただし希望があれば片方、1枚からの購入も可。色が魅力の残糸ソックスを左右色違いに履いてみれば、個性的な足元の演出ができそうだ。

 玉井商店(大阪府大阪市)が手がける「残糸ソックス」は、試行錯誤の末の一品。残糸は、こちらも自社工場から出たものだ。商品化までには、足袋・靴下製造の老舗としてのこだわりのもと、履き心地などを幾度となく試作を重ね吟味したという。そして完成したのが、クルーとスニーカーの2種。価格はいずれも1,320円(税込、2足組)。

 これらの残糸ソックスを試してみれば、サステナブル社会の着実な歩みを感じることができそうだ。

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